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エディーさんとランディ・ジョンソン

大学の2年から3年になる時、主力選手が抜けてリーグ戦で全敗をした事があります。何をすれば良いのかが判らず無駄な練習をしました。あの時こんな練習が出来ていたらと思います。次の年来てくれたコーチは日本代表には届きませんでしたが、日本選抜でハーフをやった人でした。ほとんど同じメンバーのポジションだけを入れ替えて、自陣ゴール前、敵陣ゴール前で何をやれば良いか、二つのパターンだけを繰り返し練習しました。何をすれば良いかさえ分れば私たちにも出来る事がありました。

 テレビなんて、芸人と称する有象無象が下らない内輪受けでドタバタするか、何も考えていない女の子(ジャニーズとか言う男の子の場合もある)にピーとかキャーとか言わせるだけのバカ番組ばっかりだなどと言っておいて、こんなことを言い出すのは気が引けますが、このシリーズは何かに一所懸命な子供達が可愛くて毎回泣きそうになります。何も考えていない癖に都合の悪いことを誤魔化したり何かを捏造したりには熱心なテレビ局のことですから、集めた動画を繋ぎ合わせてでっち上げたストーリーの可能性もありますが、ここまでよく出来たドラマであれば騙されても良いかなと思います。今回は今までの中でも超大物二人です。ランディ・ジョンソンの方は音が途切れるのが残念ですが、いずれ消されてしまう前に一人でも多くの人に見て欲しいと思いました。

 美術大学を目指して実技の予備校に通っていた頃、ある人の作品を(人とは違う所がありましたから目立たないとは言いかねますが)真壁先生はここがチャーミングなんだ、お前らには判らないのかと、持ち上げていました。何度か持ち上げられる内に、ぐんぐん元気になって急に花を咲かせた人が居ました。結果は私にも解りましたが小さな芽には気付かなかったのだと思います。優れた指導者って居るんだなと思いました。

私自身が人様に何かを教えようなんて考えた事がありませんでした。教師なんて誰より縁遠いものだと思っていました。何かのご縁で教師面をする羽目になっても後ろめたさがありました。毎年、高校を出て来たばかりの生徒たちとは共有するものが一切ありません。同じ日本語は喋っていますが、何を考えているのか判りません、宇宙人と接する様です。教えるだなんて偉そうな事はしていませんが、それでも問題を共有して行く事で一人一人の性格や良い所が見えて来ます。何かを試してその成果を確かめる、小さな成功を積み重ねる事で育って行く所も見た事があります。けれど1年とか2年とかが掛かる話です。1週間で見違えるなんてのはよっぽどの事です。

 

 

 

2018-07-25 カテゴリー: motion picture, RUGBY, スポーツ, テレビ | 個別ページ | コメント (0)

2018 イタリア・ジャパン ラグビーテストマッチ第1戦

沢山の人にラグビーを見て欲しいのですが、負け続ける日本代表を見るのは辛いし、それ以上に情けない試合を見ると腹が立ちます。見てねと言いかねる事が多かったのですが、この試合は見て欲しい。会心の出来です。上手く行った時、日本のラグビーがどんなに面白いか自慢がしたいとさえ思います。

このYouTubeは写りが良くなくて、無駄に長いのですが、ハイライト編集版ではない、全編見られるのは、これしかありませんでした。折角のトライシーンも見難いのでハイライト編集版でも見て欲しい所です。30分目でやっとキックオフです。30分目から見てください。

(動画を入れ替えました。こちらの方がずっと観やすい画面だと思います。)

ウィングは福岡とレメキ、FBは松島、No.8nにマフィが入って本気のメンバーが揃ったと見ていいでしょう。リーチとマフィ、今 出る度に良くなる姫野と揃った第三列からは布巻が外れました。センターからは立川が外れました。私の好きな二人が外れたのは残念ですが、仕方がありません。ほぼベストと言える布陣だと思います。世界に胸を張れるラインナップですが、センター二人とロック二人は悪くないけど今一歩のアピールが欲しかったです。

福岡、レメキ、松島、リーチとマフィは神がかって素晴らしい出来です。田村、堀江、姫野も良いと思いました。スクラムで安定した球出し、ラインナウトでマイボールの確保、ポイント近くの突進をほぼ抑えたフォワードも完璧に近いと思います。過去にはカーワン、ロムー、キャンピージと名選手がいて、世界には2m近くで120キロなんてウィングも居ますから、大言壮語は慎むべきですが、福岡、松島、レメキのバックスリーは世界に自慢が出来ると思います。せっかく勝って自慢がしたいのに、相手の出来が悪かった所為にされるのは残念です。自慢のスクラムで押せず、ラインナウトでポロポロのイタリアに文句があります。

 

 

 

 

 

2018-06-10 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

blues A japan A

ブルーズはサンウルブスが去年は勝った相手です。(今年は負けましたけど)ブルーズはスーパーラグビーのチームで、ナショナルチームではありません。ですからこの試合は国を代表するナショナルチーム同士が威信を賭けて戦うテストマッチではありませんし、互いにAと付いていますから、代表権を持たない2本目同士の練習試合と言う所でしょうか。重要な試合では無いかも知れませんが、幾つか良いニュースがあります。日本代表のスタンド田村、フルバック松島、WTB福岡、no.8レレイマフィには期待をしています。とても良い選手ですが、リーグ戦やトーナメントを勝ち抜くには、各ポジションに複数の良い選手が必要です。no.8のブリッツ、フルバックのロビー・ロビンソンが日本代表の資格を得た様です。レメキには既に大きな期待をしていますが、この試合でも良い所を見せてくれました。彼等が入った後チームは俄然良くなりました。スタンドの松田にも十分期待が出来そうです。何より勝ったことが嬉しいです。

 

 

2018-05-05 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

JAPAN 欧州遠征フランス戦

 

15人制で南アフリカに勝って、7人制でニュージーランドに勝って、もう驚かないかも知れませんが、フランスと引き分けは十分に偉業です。今まで何度か良い試合はした事がありますが、大体はコテンパンにされて惨敗して来ました。日本の選択が全て良い方に転がって、フランスの良い所がまるで出なかった。それでも引き分けと言う所に地力の差が見て取れます。明らかに強いスクラムであまり押してこなかった。日本のラックが出来ると早い球出しの邪魔をして来なかった。本来汚いとまでは言いませんが、オブストラクションすれすれのプレイをしてくるフランスが、あまり汚いプレイもしてきませんでした。笛が味方した所もあった気がします。

幾つかの幸運故の引き分けでしょうか。根拠となる良い所もあったと思います。開始早々に飛び出した立川の外を一本綺麗に抜かれました。その後も何本か浅いディフェンス故に一度抜かれると凄く走られてしまう所がありました。けれど概ね速いディフェンスが功を奏していました。相手がそれを待って、タックルさせてから、オフロードパスで繋がれたりすると辛いのですが、それもありませんでした。不用意なキックが減って蹴った時にはラインで押し上げていました。持って生まれて俊敏ってタイプではないと思いますが、リーチ・マイケルの早いディフェンスも効果がありました。(私は好きなプレイです。)個人的なプレイ以外にも全体として日本の良い所が出ていたと思います。こうしたプレイを積み重ねれば世界の人に日本のラグビーって面白いと思ってもらえる気がします。

ワールドカップに向けて、負けて色々な経験を積む事が大事だと思いますが、積み重ねた物が無駄では無い事だとの検証が出来て良かった。ここは素直に健闘を讃えたいと思います。山田・福岡の次のウィングはやっぱりレメキかな。贅沢を言えばもう一枚欲しいなぁ。

 

 

2017-11-26 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

ショーン・ジョンソン

 

いろんな人のスーパープレイ集ってあるんですけどね、これは凄いと思います。トイメンにこんなのがいたら本当に嫌です。ムリポラを止めろって言われるのも辛いけど、跳ね飛ばされて終わりでしょう。止められないのはどちらも同じですし、こっちは痛い思いをしなくて良いけど、ディフェンスに行ってない様に見えちゃうのが辛いなぁ。7番をつけてますが13人制リーグラグビー(プロ)のスタンドだそうです。

大きなお世話ですが、この機会にリーグラグビーとユニオンラグビーとの違いについて。1823年、英国のパブリックスクールのひとつラグビー校で始まったとされる(一種の説話です)ラグビーフットボールですが、1845年にルールが成文化されて、1886年にサッカー(アソシエーションフットボール)と分裂します。その後1895年プロ化したリーグラグビーと、アマチュアを旨とするユニオンラグビーに分かれます。我々の時代、ラグビーのルールブックにはプレイに依るいかなる報酬も求めたり与えたりしてはならないと一番最初に書いてありました。奇しくも100年後の1995年ユニオンラグビーでもプロが認められる事に成りましたが、100年前からのプロ、リーグラグビーとは人数やルールにも差があります。日本では見る事もありませんが、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなどでは盛んだそうで、パプアニューギニアでは国技だそうです。

2017-07-27 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

サンウルブス 7月ブルーズ戦

https://youtu.be/OqWTpZKUHFE

前半、負けていたボール支配率で、後半は逆転しています。後半も後半は攻めまくりと言っても良いでしょう。相手が集中力を切らしてしまった。それはラグビーが真夏の東京でやるべきスポーツではないからです。冬の南半球から真夏の北半球に来た相手に地の利で勝った試合です(サンウルブスも北半球から南半球のリーグに参加するため移動その他で不利も沢山抱えています)。冬、イーブンの状態で勝った訳では有りません。けれど4月の様に明らかにやってはいけないプレイも無かったし、むしろ良いプレイが沢山有りました。ここは素直に喜んで置こうと思います。

ウィングには果たすべき役割と理想が有ります。もし才能に恵まれたウィングであれば果たすべき仕事の理想は今日の福岡に極く近いと思いました。藤原も吉田も良いプレイヤーでしたが、ウィングの果たすべき仕事の中、極く一部の美点を持っていました。皆の繋いで来たボウルを持って最後に走りきるのも大事な仕事で、藤原・吉田はそれに特化したプレイヤーでした。けれど独走する様な目立つ仕事以外にも果たすべき仕事は沢山あります。福岡は良くやっています。(ディフェンスの出来ない大畑は論外です。)

ルールが変わって行くのは仕方が有りません。昔はラインアウトでのリフティングも認められていませんでした。今日気になったのは、スクラムへのボールの入れ方です。昔はスクラムでもノットストレートという反則が有った気がします。今日は明らかに自陣側にボールを入れていました。終盤のラファエレのトライに繋がるチャージですがノックオンを取られていませんでした。私がプレイをしていた頃はチャージでノックオンは取られませんでした。その後ルール変更でノックオンになるとの話を聞いた事が有りますが、今はどうなっているのでしょうか。

早くて良く前に出るディフェンスラインもとても良かったと思います。ただオフサイドを取られても文句の言えないダッシュが何本もありました。取られなくてラッキーでした。

南アフリカに勝った時には、土着の日本人と、白人と、ポリネシア系、アフリカ系の間に見た目の違いが大きかった気がします。ラグビーを知らない人からは失礼な物言いも有りました。今日は似た様に刈り上げているプレヤーが多くて、日本人も焼けて黒い上に髭もじゃだったりで人種の違いが気になりませんでした。

 

2017-07-22 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

サンウルブス 4月のブルズ戦

誰かが価値ある勝利などと言っていたので、期待していましたが、あんまり自慢の出来る内容とは思えません。。サンウルブスが良かったと言うより、相手の出来がひどかった。勝てるのはここぐらいと言う事でしょう。相手と同じくらいサンウルブスも悪かったと思います。きちんとポイントを作らず密集の中でボールをお手玉しあったり、攻め手の無いまま密集の後ろを横走りしたり、私達の大学時代のプレイを思い出すような拙いプレイが有りました。7月のブルーズ戦に期待したいと思います。

もうひとつ、ワールドカップ日本開催を控えてラグビーファンを増やしたいのは判りますが。にわかファンには功罪両面があります。ラグビーの観戦には古い歴史と伝統があります。どこかの広告代理店の考えたような。狼の遠吠えも嫌ですが、許せないのは相手のキック時のブーイングです。相手がキックを外すと喜ぶのもラグビーのマナーに反します。個人の意志と責任においてなされる限りどんな大声での応援も結構です。(国立競技場では聞こえないでしょうが、秩父宮だとプレイヤーにも聞こえるでしょう)鳴り物などの組織的な応援はやめてください。(野球かサッカーでやってください)誰かがラグビー観戦のマナーを教えてやって欲しいです。

この試合では居ませんでしたが、山田を含めた松島と福岡のバックスリーは私がラグビーを見始めてから日本では最高だと思います。次回のワールドカップまで山田に期待するのは無理があります。好選手の多いウィングの中からもう一人か二人飛び出して来て欲しいものです。山田、福岡は藤原、吉田よりいいと思います。大畑よりずっと良いと思います。

 

2017-07-15 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

アイルランド

日本の南ア戦勝利ほどではありませんが昨年11月、アイルランドのニュージーランド戦勝利は大きなニュースでした。何せテストマッチ18連勝の無敵オールブラックスに110年勝った事の無いアイルランドが勝ったのですから。(二週間後にオールブラックスは雪辱を晴らしました。)今回の来日チームはブリティッシュ・アイリッシュ ライオンズ遠征(イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド四カ国連合選抜チーム)に主力を取られた1.5軍との事ですが、今期イングランドやニュージーランドに勝った世界3位(4位とも)は伊達じゃありません。主力を取られた残りにもその地力を感じました。

アイルランドは昔から旧インターナショナルボード8カ国の中では強い方じゃなかったし、ウェールズに感じる閃きやセンスを感じた事がありませんでした。NZに見る勝つための精緻な理論にも無縁に見えました。日本より強いけれどラグビーの内容がダサいと思っていました。今回も戦略やセンスに舌を巻く様な事は起きません。ただ一対一、個々の局面での強さが際立っています。こんなに良いラグビーを見るのは初めてです。2試合とも後半ダレたのは日本の暑さと湿気の所為で仕方が無いでしょう。フットボールは本来ウィンタースポーツです。28度の日本でやるスポーツではありません。前半の当たり強さと日本の連続攻撃に耐えた堅守が本来の力だと思います。

一方の日本です。1戦目の後ジョセフHCが激怒したのは当然です。ぶつかりあっての負けは仕方がありません。踏み込んで突っ込まないからすべての局面でめくり上げられてボールを奪われていました。特にロック二人の逃げ腰には腹がたちました。負けた原因は選手(特にロック二人)にあります。2戦目、当たりは目に見えて改善されました。ロックに入ったトンプソン・ルークの奮戦は胸を打ちました。前半のアンラッキーな2トライで負けた訳ですが、前半のトライに繋がったパスカットも、後半攻めきれなかったのも、オフェンスラインの浅さ故と感じました。目の前1メートルにディフェンスがいる所でボールをもらっても出来る事は限られています。そうした状況の中、トライに繋げた松島や山田の個人技は素晴らしいのですが、それに頼るのはおかしい気がします。(松島・山田・福岡の3人は本当に素晴らしい、目を疑う様な良いプレイが沢山ありました。)やたらとキックをするのも如何なものでしょうか。もしキックを多用するなら全員でラインを押し上げるコンセンサスが必要ですが、それがあった様には見えませんでした。攻め手を欠いた2戦目の敗因は指導部にある気がします。

2017-06-25 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

大学選手権 帝京大 対 東海大

ラグビーは進化しているのだと思います。野球では金田や張本の「俺の方が凄かった」等、年寄りの世迷いごともご愛嬌と許される様ですが、ラグビーでは、昔の釜石は強かった、早稲田には伝統がと思い出に浸る事は有っても、今のラグビーより強かったなんて妄想は有り得ないと感じました。一列目では180センチ120キロ、2列3列では190センチ100キロを超える選手があちこちにいて、バックスでも180センチ80キロは珍しくも有りません。タックルのスピードと精度も上がっています。100キロの塊が体の芯を正確にヒットしたら止まらない物は少ないと思います。パワーの大小は強弱の根拠にはなっても 面白いかどうかとは別だとのご意見もあるでしょう。プレイ自体もはるかに高次元で複雑です。2重のラインでダミーの背後にパスを通したり、パスを受けて対面のディフェンスを引きつけた所でインサイドニアに駆け込んだ味方にオフロード気味のパスをする。どちらも相手を上手く吊るのは簡単では有りません。攻める側が難しい事以上に、上手く行った場合、守る側は止めるのが大変です。攻める側が事も無げに決めるフェイクにも感心しますが、それを又ビシャっと止めるディフェンスにも本当に感心しました。強いけど面白くないラグビーをする帝京との評価を撤回します。帝京・東海 共に素晴らしいラグビーを見せてくれた好試合でした。本当に感心しました。

うまく決まったのを見ればカンペイぐらい当たり前と思われるかも知れませんが何度も練習をしないと、ちょっとしたタイミングのズレで凄く恥ずかしい事態に陥ります。比べるのも失礼ですが、私は間が悪くて恥ずかしい思いを練習で何度もしました。

2017-01-10 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

サム アンド デイブ

 

 

明けましておめでとうございます。

取るに足らない私事で恐縮ではございますが、スピーカーをESLにしてから、この手のタフなビートのソースから距離があった気がします。正月のテレビでルー・リードやヴェルベットアンダーグラウンドの番組を見ました。この世には私に全く理解の出来ない音楽があって、私とは全く違う物をロックに求める人達が多くいる事を再確認出来ました。私は自分の好きな音楽をもう一度確認する必要があると思いました。

2日の大学選手権準決勝をご覧になった方がいらっしゃるでしょうか、東海大学と同志社はあまりに力の差があって可哀想でした。同志社が花園の高校生チームに見えました。強い帝京の所為で もっと詰まらない試合になるかとも思えた第二試合は天理の頑張りで稀に見る好試合になりました。天理にはフォワードとバックスに夫々核となる留学生がいた所為も有りますが、それ以外のプレイヤーにも光る所が有りました。ディフェンスラインの真ん中をぶっちぎられたり、スクラムを押されたりは帝京にとって初めての経験では無いでしょうか。最後には地力に勝る帝京が力を見せましたが、内容はどちらにも見るべき物の多い好試合でした。それでも数字を残す所が帝京の強さですが、強さゆえの詰まらないプレイが今年は有りませんでした。天理は本当に良いラグビーをしました。

いつも手前勝手な備忘録で済みません。今年も宜しくお願いします。

 

2017-01-04 カテゴリー: AUDIO, music, RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

ラグビー巨漢プレイヤー

フィジーの11番も大きかったけど、世界にはまだまだ大きなラグビープレイヤーがいるみたいです。それが走るんだから困っちゃう。ガンガン走れる150キロなんて人類に存在するとは考えた事もありませんでした。これを見てしまうとジョナ・ロムーも極く一般的なラグビープレイヤーの範疇に収まってしまいます。 個人的には3分前後から出て来る人(ムリポラって言うのかな?)が凄いと思います、紫のジャージを着た彼に跳ね飛ばされる赤いジャージは日本代表立川じゃないでしょうか。代表になるって事は、彼を止めろって言われる事なんだ。代表になりたくないなぁ。

2016-11-28 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

フィジー

う〜ん、良くない。後半の後半、見かねたのか判官贔屓ともとれる笛で少し点は取ったけれど、内容は点数の差以上に悪い。

ウェールズでは悪くなかったパントの蹴り合いもタッチを狙って距離を稼ぐのか、滞空時間の長いパントを背後に上げて全員で囲み込むのか意図が不明確だった。そもそもフィジーに広い所で走らせちゃダメだ。

直前のイングランドvsフィジー、エディーさんの試合を見ていたはずだ。本来、傲慢で荒い所が多いイングランドが、強さを見せると言うより規律正しいラグビーでフィジーに走らせなかった。巨漢の11番も封じ込められていた。参考になる所が一杯あったはずだ。

2016-11-27 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

ラック

ボールを持った選手とディフェンスとのコンタクトがあった場合、タックルが成立、ボールの持ち主が倒れて、ダウンボールされた(ボールが地面にある)状態をラックと呼びます。ボールキャリアがまだ立っている場合をモールと呼びます。どちらも闇雲な押し合いへし合いに見えるかも知れませんが、そこからボールが綺麗に出て来るためにはきちんとした仕組みが必要です。ラックの構造と其の為のプレイを理解して、反復練習の上身につける事が日本では中々出来ません。

後ろから闇雲に押したり突っ込んだりではまず綺麗にボールを出す事が出来ません。初めてオールブラックスを見た時にはラックが自然とスクラムの様になって、スクラムがボールの上を舐める様に押し切ると、ぽろっと卵を生む様にボールが出て来る事に仰天しました。

闇雲に押せ、突っ込めとしか習いませんでした。ボールを跨いで、相手を押し上げる事が大切らしいと気が付いて、3年生の後半になってからは自分達で練習を考えましたが、中々綺麗なラックを作る事は難しかった覚えがあります。

こういう練習があったんだなぁ。

2016-11-26 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

ウェールズ

 

30対33で惜敗。善戦で満足していていいのか、と言う話は残ると思います。

けれど、アルゼンチン戦で上手く行かなかったディフェンスラインが整備されたのは事実だと思います。誰か一人が飛び込んで、ラインにギャップが出来るのを防ぐため、待つようにして内側から外側に追い出すやり方は地力に自信のあるチームに向いたディフェンスです。自らの体が小さくて、大きな相手がスピードに乗る前に止めたいチームは、出足で間合いを詰めるより手がありません。外の下がったオフェンスラインに対してディフェンスラインの第2センター(FWも混じったラインでは3人目と言うべきか?)が上がり気味で、内側に追い込む様に囲う形を作ってたのも意図的な物でしょう、効果的でした。(アルゼンチン戦を見直すと成功はしていませんが、ウェールズ戦に繋がる新しいディフェンスの意図は散見されます。)ウェールズ戦で機能した新しいディフェンスがいつも上手く行くとは限りません。こうした早くて浅いディフェンスだと判れば、オフェンス側にも幾つか選択肢があります。相手はビデオを見て対策を講じて来るでしょう。ダブルラインを引いて第2センターの背後にパスを通したり、2センを飛ばすパスも有効です。次のフィジーは足元に行っても長い手足と不思議な上半身でオフロードパスを繋いで来ます。ジャパンにも次の対策が必要です。

何十年も感心するような日本人フルバックとスタンドを見てこなかった気がします。けれどフルバックの松島がとても良かったと思います。スタンド田村のキックも良かったし、もう五郎丸は要らないかな。(年齢もあるし、次のワールドカップを彼に頼るのは拙いと思います)松島と田村、それに立川も良い。福岡、山田の両ウィングも決定力と守備の両方を兼ね備えている様に見えます。昔の大畑よりずっと良いと思います。きっかけさえ掴めば何かをやってくれそうです。バックス陣には期待が持てます。(テレビでは解説者大畑を褒めざるを得ないのだと思います。ボールを持った時の走りは良いのですが、持っていない時のディフェンスは、間合いを詰める感覚が悪くて見て居られませんでした。)

地力ではウェールズが上まわっていたと思います。それでも勝つチャンスはあったのに、勝ち切れなかった。・・・・・・文句は有りますが、楽しみな所もありました。

PS 11月からはサンヨーで活躍した、トニーブラウンがアタッキングコーチに就任するそうです。大好きでした。天理でスタンドだった立川と合わせて、これはと見込んだ人が揃って楽しみです。

2016-11-21 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

スクラムハーフのパス

喋り方や説明の仕方には、もう少しやり方があるとは思います。ただ内容は初めて聞く物でした。手首の角度で可動範囲が違う説明には感心しました。テニスやゴルフのスイングでも前後の体重移動より肩と腰の回転が大事だと聞いた事があります。同級生の佐賀井君は誰からもきちんと教わること無く、やみくもに千本ノックの様にパスの練習をさせられていました。つま先を向けろと誰かが言っていた気もします。これを聞いていたら、随分と違っていたと思います。フォワード(以下FW)の私は10m離れると、山なりのパスならともかく早いパスは自信がありません。ハーフがモールやラックに巻き込まれてノーハーフになるのは良くある事です。FWも長くて早いパスが出来れば選択肢が広がります。私もこれを聞いた上で大学時代に戻って練習がしてみたかったと思いました。

佐賀井君がハーフからセンターに移った後、監督が呼んでくれたコーチは、保善高校、横河電機でプレイして、日本代表には届きませんでしたが、日本選抜でスクラムハーフをやった人でした。コーチに来てからも練習試合ではたまにハーフをやってくれました。私がラックの底から立ち上がってボールを探すと既に逆サイドのポイントから球が出て来るところでした。ハーフをしていたコーチがパスの相手を探しますが、まだバックスラインが出来ていません。立ち上がったばかりの私と目が合いました。いくら目が合っても何十メートルか離れています。ここまで届くはずもないと思った瞬間、一直線で飛んで来たボールが私の胸にスポーンと収まりました。あんなパス見た事がありませんでした。何十年も昔の事を思い出しました。

菅平のやまびこ山荘かな?芝生なんて無かったなぁ。この動画を大学1年の時の佐賀井君に見せたかった。

2016-10-17 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (1)

ロクテとトランプ

仮にもラグビーと名前の付くもので、黒いジャージのニュージーランドに日本が勝つなんて事は、未来永劫に無い物と思っていました。(負けたニュージーランドでは、今になって7人制代表をオールブラックスと呼ばない事にしようだって。)男子400mリレーでは ボルトさえ居なければジャマイカにだって勝っていたかも知れません。個々の選手の健闘にはただただ感心するばかりです。

けれど、これで日本のメダルが幾つになりました とか、受賞後の '感謝の気持ちで一杯です'なんてインタビューに興味が湧きません。どうでも良い話にうんざりしていた所にロクテの話です。この快挙、胸のすく思いとか溜飲を下げるってこういうことでしょうか。

韓国まで行って水泳選手がカメラを盗んだり、サッカーの韓国遠征で高校丸ごとの集団万引きなんて話や、マッカーサーの日本は12歳なんて話の度に、情けないけど反論が出来ませんでした。じゃぁどうなんだ、アメリカにバカは居ないのか。

どこの国にだって馬鹿がいます。でもね ただの馬鹿がいても、面白くも何ともありません。世界の人がアメリカに期待する何かを物の見事に具現したことで、類稀なパフォーマンスだったと思います。酔っ払ってドアを壊して立ち小便、強盗に襲われたなんて嘘をついてごまかそうとした、治安の悪さを気にしていたブラジルの面子を潰した挙句に、仲間を残して一人ブラジルから逃げた。アメリカ様が土人相手に何をやっても構わない。嘘がばれる事に思いが至らない。思い上がりと頭の悪さにめまいがします。沖縄の海兵隊あたりじゃ良くあることかも知れません。トランプも居る事だし、このところのアメリカは今まで期待しても叶えられなかった私の期待を全て体現してくれて嬉しいばかりです。

ハリウッドの大作を私の嫌いな馬鹿映画だらけと揶揄しておいてなんですが、メル・ブルックスの映画やピンクフラミンゴ、アニマル・ハウスと言った馬鹿映画は好きです。1941やブルースブラザースもそうかも知れません。こうした馬鹿映画が好きで、世の中の分別とも距離がありました。この世に知性と名のつく物と そうでない物があるとすれば、私が知性と名の付く物の側に立つ事は無いと思っていました。

同じ反知性でも EUはもっとシリアスです。テロや移民、経済格差に解決の糸口はありません。人道主義を偽善と言わざるを得ない所まで追い詰められているのでしょう。目前のテロに晒されるヨーロッパに比べて低いプレッシャーにも関わらず、そうでない日本では最低限の分別が保てない、知性へのあからさまな反感と、自制の効かない乱暴狼藉。中国や韓国と同じ土俵にいる様です。

2016-08-22 カテゴリー: RUGBY, スポーツ | 個別ページ | コメント (0)

フィジー

7人制のラグビーでニュージーランドに勝って、イギリスに惜敗、フランスに勝利。とんでもない上首尾だと言えるでしょう。なんでフィジーみたいな小国に負けるんだとお考えの人もいらっしゃるかも知れません。

15人制でもニュージーランドとオーストラリア、南アフリカの南半球3カ国が圧倒的に強いんだとは前にも申し上げた所ですが、7人制ではそれを上回ってフィジーが強い。ただ強いだけでなく世界で一番魅力的なラグビーをする国なんです。曲芸か手品みたいな真似を平気でやってくる、信じられない身体能力とセンスの塊です。曲芸師かお化けばかりの中でも過去最大のスター、’セレビ’は何年か日本にいました。でもその才能を活かすだけの環境が日本にはありませんでした。(三菱自工京都だったと思います)

ラグビー部の後輩更田君の友人・小林君は私達にテニスを教えてくれた恩人です。昔、一緒に香港セブン(当時世界最大の7人制ラグビー大会でした)を見に行きました。とんでもないフィジアンマジックを目の当たりにする事が出来ました。ラグビーをやらない小林君にも強い印象を与えた様です。何年かして彼が新婚旅行に行く事になりました。飛行機に乗ろうとしたら不慣れな搭乗手続きに困っている人がいました。助けてあげたら、日本から帰る所のセレビだったそうです。誰も相手にしてくれない日本の中で、小林君があなたはフィジーのラグビースターではありませんか、香港で見ましたなどと言うものだから、彼は大喜びしてくれたそうです。でもフィジーに着いた途端、国民的スターは人に囲まれて近づく事も出来なくなったそうです。

2016-08-12 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

大学選手権準決勝

ワールドカップで沢山良い試合を見たばかりだし、帝京は強いけれど、見ていて詰まらないラグビーだし、なんて思っていました。今一つ乗り気じゃなかったのですが、見て良かった。特に明治がここ何年か見たことのない素晴らしさで感心しました。最後は東海大に負けましたがすごく良いラグビーをしたと思います。最後まで充実した良い試合でした。あぁ面白かった。大拍手!

2016-01-02 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

がんばれサモア

サモア対スコットランド、前半で26:23 サモアが勝ってる。日本には、たまたま良い所が出せずに負けたけど、本来の力が出せれば、そのプレイスタイルは私の好みです。贔屓のチームです。

でも済みません、今日は日本のトーナメント進出という下心まじりの応援です。動画は見られないので速報を追いかけています。

あ〜あ、26対36になっちゃった。残念、でも日本戦と違って少しは良い所が出せたのかな。日本のトーナメント進出は無理そうだな。

2015-10-10 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

ラグビー、ワールドカップ日本代表

アメリカに勝っても3勝1敗の三つ巴になったら、本戦のトーナメントに進むのは難しいでしょう。にわかに湧いた無責任な期待が、同じ様に無責任な落胆に変わるのが、この大会中か、次回のワールドカップになってからかわかりませんが、その前に書いておきたいと思います。

強豪を凌駕するものではありませんが、間違いを起こしかねない所まで日本代表が強くなったのは事実です。ただそれは短時間しか使えないアフターバーナーを全開にした結果です。本来、基本的なスキルとフィットネスを備えた人を集めて、戦術的なすり合わせをするのが代表チームだと思います。アマチュアが原則の頃は、それぞれが仕事をもつ代表を長期に拘束する事が出来ませんでした。

それがプロ化と、主力を長く取り上げられる所属チームの忍耐のお陰で、長期にわたる拘束が出来ました。代表選手一人一人のスキルとフィットネスを徹底的に鍛えました。スクラムも専門のコーチが付き切りで強くしました。代表チームだけが鍛えられました。それを支えるリーグのレベルが上がった訳ではありません。

この成果の最大の原因がエディ・ジョーンズHCだと思われますが、彼も大会の後日本を離れる事が決まっています。今回の日本代表は強くなりました。でもそれは日本のラグビー全体の底上げが出来た所為ではありません。

アメリカで強くなった錦織が日本のテニスのレベルを示すものではない事と似ています。

追記 これまでだってどんなスポーツにも負けない練習をしてきた選手がエディさんのほどキツイ練習はやった事が無いと言ってます。それを日当4000円で年150日拘束で4年間だそうです。金で買ったと言えますかね。

2015-10-10 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

サモアは強いよ

ニュージーランドにオーストラリア、南アフリカが圧倒的に強いってのも他のスポーツとは随分違う所だと思います。そこまでじゃないけど、トンガ、サモア、フィジーなんて小さな国が強いってのもわかってもらえるか心配です。台湾から南下してニュージーランドへ、更に太平洋全体に広がったポリネシア系については、中日の郭 源治、マーク・ハント、小錦を思い浮かべてもらえば肉体的な特徴が分かってもらえないでしょうか。ニュージーランドが強いのも半分はポリネシア系の原住民マオリの御陰です。マオリもトンガも身体能力が高く、強い当たりを持っています。フィジーは7人制が強い。スペースを与えてしまうと驚異的な身体能力で信じられないプレーをして来ます。サッカーで言うファンタジスタが7人いる感じです。どちらかと言えばフィジーは出アフリカの後、イランからインド南部、ニューギニアからオーストラリアに入って行ったオーストラロイドにも近く見えます。規律と忍耐の必要な15人制は苦手みたいです。その点で強い当たりの他に少しだけの規律を持ち合わせたサモアはミニニュージーランドと呼べるかも知れません。ニュージーランドには原住のマオリの他に、移住してラグビーをしているサモア系も沢山います。世界中に散らばったマーク・ハントが15人揃ったらどんなに凄いか想像してみて下さい。

 

2015-09-24 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

スコットランド戦

残念でした、スコットランド戦。日本は随分強くなりましたが、強豪国を大きく上回る力が出来た訳じゃ有りません。スクラム、ラインアウトでマイボールを確保出来る様になりました.ディフェンスラインを一発で抜かれる事も無くなりました。低い塀をまたいで境界線を大きく超える所までは行ってません。高い塀によじ登った所だと思います。向こうに落ちるか此方に落ちるかはレフリーの笛一つ。正直に言えば南アフリカ戦では判官贔屓に似た好意を笛に感じました。たまたま塀の向こうに転がったと言えるでしょう。スコットランド戦では "調子に乗るなよ" と言った厳しさを感じました。前半でトライも取って塀の上まで上がりました。でも手前に落ちて仕舞いました。その日の笛次第、レフリーの傾向が分かればそれも考えに入れるべきです。そこまでの余裕は有りませんでした。松島選手が抜かれる所が目立ちましたが、これも彼の責任と言うより、ポイント近く、フォワードのディフェンスが手薄になるほど消耗したと考えるべきでしょう。

南アフリカが負けなしで通過すれば、スコットランドと2位争いとなったでしょう。南アフリカになまじ勝ってしまったので、スコットランドが南アフリカに勝たない限り、日本は最も上手く行っても3勝1敗で、南アフリカとスコットランドとの三つ巴です。勝ち点を考えれば難しくなったとも感じますが、強豪二か国の内どちらかに勝てば予選リーグ突破が見えて来るというのが本来の読みだった筈です。想定通り或は想定を上回る出来だと思います。ここで下を向かない事が大事です。

サモアも強いです。アメリカは強くなる前の日本とどっこいかな。去年辺りは両方に勝った気がします。でもサモアはワールドカップになると世界中に出ていた選手が戻って来て強くなります。レレ・マフィが心配です。

 

2015-09-24 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

The biggest shock in the sport's history? The best game in the history of the Rugby World Cup?

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上記表題はネット上の書き込みから取りました。

日本人が一番解ってないんじゃないかと心配です。スポーツ(ラグビーじゃない事に注意)史上最大の驚きで、ワールドカップ史上最高のゲームだったとまで言われているのに。

日本人や南アフリカ人以外に、沢山のラグビーファンが世界にいます。ダビデとゴリアテだの、マイク・タイソンが初めて負けた時の例えでネット上は大騒ぎです。圧倒的に長い時間押されまくっても正確なタックルでしのぎ、数える程のチャンスを格好の良いトライに繋げた日本のゲームメイクはどんなに自慢しても許される気がします。

申し遅れましたがイギリスで開催されたラグビーワールドカップで日本が南アフリカに勝ちました。日本人にはピンと来ないかも知れませんが、ラグビーの世界ではニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの三か国が圧倒的に強くて北半球は弱い、中でも日本はワールドカップには出て来るけれど、出る度屈辱的大敗を繰り返すラグビー弱小国とされて来ました。写真はスプリングボクス(南アフリカの象徴)をチョップスティックがつまんでいる所です。イギリス人らしい悪趣味だと思います。

根底に黄禍論が透けて見える気がします。そんな彼らでさえケチの付け様が無いと理解しました。

一部に今回の日本代表は半分外人じゃないかとの揶揄が有ったので、国籍とラグビーの代表条件との違いについて話をしたいと思います。昔、ニュージーランドに留学していた日本人がオールブラックスジュニアに選ばれた事が有りました。それは日本でラグビーをしている人間にとっても名誉な事でした、逆の立場で考えて頂けないでしょうか。あなたが他所の国でスポーツをしていてそのスポーツ社会の代表に選ばれる事を。逆に野茂やイチローが国籍を理由にオールスターに選ばれ無い事を。代表選手は其々の国でプレイするラグビー社会の代表です。国籍だけではありません。アマチュアが前提のラグビーではそもそも金目的が成り立ちませんでした。(ここが変わってしまったのは残念ですが)31人だかのチームの中11人は日本人に見えない人がいます。その内6人の国籍は日本です。主将のリーチマイケルはニュージーランド出身ですが、15歳で日本に来て日本の高校、大学でラグビーをやって日本の企業に勤めました。松島選手は到底日本人に見えないかも知れませんがジンバブエ人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれて南アフリカと日本を行き来して育ちました。日本の高校を出た後、南アフリカの養成チームに行って、南アフリカのU21代表合宿にも呼ばれました。南アフリカと日本のどちらでラグビーをやるかの選択であえて日本を選びました。帰化をしたトンプソン・ルークはもう11年も日本でプレイしています。日本国籍を持たない人も長く日本でラグビーをして来た日本ラグビー界の代表です。

正直にいえば昔はニュージーランドの大物を連れて来た事も有りました。それだって何年も日本のリーグに出てからの話でした。今回は日本代表と胸を張れる人選だと思います。

2015-09-20 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

あけましておめでとうございます

2012年賀状*** v2011


 

 

 

 

 

 

去年の後半は、慣れないゼネコン設計部勤めなどでブログの更新もままならない状態でした。新年からは暇だらけになります。又遊んで頂ければ幸いです。

などと言っておいて偏った話題で申し訳ありません。1月2日の大学選手権準決勝の話です。何年か前のサンヨーの試合で見たトニーブラウンが素晴らしいなんてエントリーをした覚えがあります。大学の時の私のチームでは、目の前にボールが転がっていても突っ込まない、どこかひと事みたいな顔をしているスタンドを叱咤して来た私にしてみれば、ルースボールに対してフォワード以上に反応の速いトニーブラウンは違う星のスタンドに見えました。ニュージーランドってどこか別の星なんでしょう。そう言えば暫く感心する様な日本人スタンドを見ていません。ここ2回程のワールドカップもニュージーランドからの助っ人が日本代表のスタンドでした。

関東学院と天理の試合見ましたか。ボールの保持割合に現れた通り6:4か7:3で関東学院の地力というか総合力が勝るように私には見えました。数少ないチャンスを全て物にして好き放題をしている様に見せた天理のスタンドにはすっかり感心してしまいました。そうした判断も素晴らしかったのですが、それ以上に感心したのが、ルースボールやモールラックへの働きかけです。フォワードに負けない体格もあるのでしょう。何年か前のトニーブラウンを思わせる所がありました。

それに比べて帝京は強いけど見ていてつまらないラグビーでした。筑波は良い所もあって速い働きかけで良い場面も作るのですが急造スタンドの判断や不用意で目的のはっきりしないキックが数少ないチャンスををつぶしている様に見えました。

こうしてどうでも良い話しか思い付きませんが、又一年、お付き合い頂ければ幸いです。

 

今回の龍は私たちには馴染みの深い龍とは少し違って見えるかも知れません。秦漢時代の神仙世界を描いた絵のうち仙人達の乗り物としての龍です。四つ足と羽根はむしろ西洋のドラゴンに似て見えますが、こちらの方がずっと古い事は言うまでもありません。

2012-01-02 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

石塚武生急死

ラグビーをやるのには、なにより良く走って力のあること、更にぶつける身体のコントロールやタックルと言ったスキル、勇気と判断力、自らを犠牲にする気持ちがあれば申し分が無い。それに加えてフォワードは身体の大きい方が有利だ。バックスには特別のセンスとハンドリングスキルが求められる。 全てを持ち合わせている人ばかりとは限らない。 貧弱で走力も無い、走ってぶっちぎったり、当たりで相手を何人もはね飛ばしたりなんてことも出来ない。私に出来る事は何だろう。(当時今の体重があればなぁ) 相手ボールのスクラムでオープンサイドのフランカーが相手のハーフ団つぶしに飛び出しても10回に1回も届く事は無い。けれど無駄にしか見えないダッシュの繰り返しが相手スタンドの選択肢を一つづつ減らして行く。 ディフェンスとオフェンスのコンタクトポイントに誰より早く行って一人でボールが取れれば素晴らしい。けれど、一歩ボールをまたぐ事や肩を半身入れる事で後続のボール確保の為の楔になる事も必要だ。 誰にでも出来そうで、実は意外にやらないこうしたプレイのお手本が早稲田の石塚と慶応の荒井だった タックルマンなどと呼ばれていたけれど、そうした結果にまで届かない事も多かった、結果とすれば無駄にしか見えない献身的なプレイを積み重ねる人だった。 あんなプレイヤーになりたいと思っていた。 57歳、結婚はしていなかったそうだ。 医療の発達で寿命が延びる一方で早死にする人もいる。 私のラグビー部の仲間ももう3人が亡くなった。 フィジーが強かった頃の香港セブンは本当に面白かった。オリンピックに七人制のラグビーが決まったらしい。どこか遠い所の話しにしか思えない。

2009-08-14 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0)

サンヨー対トヨタ

イヤー、ラグビーはやっぱり面白い。
こんなに面白いのは何年振りかな。
サンヨーは、昔からプレ−スタイルは面白いんだけど、後一歩、後一分の確実性に欠けて、何度も悲劇の主人公になって来た。
どちらにも五分のルースボールを圧倒的な確率でものにするのはサンヨーのスタンド、トニーブラウン。
現役時代、オフェンスは大好きだけれど、ディフェンスは大嫌いというスタンドをおだてて、なだめて、すかして、バックロウで必死のディフェンスをして来た私にとって、彼のディフェンスやモール・ラックのプレイは奇蹟としか思えない。
あれが15人もいるのか。オールブラックスのレベルはやっぱり桁違いなんだな。
彼一人が目立ったけれど、サンヨー・トヨタ共にフォワードプレイの確実性が随分高くなった。
おかげで今日はとても面白かった。

2008-03-08 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

変なスポーツ

ワールドカップの御陰で、中々見る機会のなかった沢山の国のラグビーを見られるようになりました。本当に素敵なことです。
けれど、そうしたことでプロ化せざるを得なかったとしたら、得たものと、失ったものを比べて見る必要があると思います。
昔の日体大や、しばらく前の関東学院は中々、早稲田のような名門校と試合も組んでもらえませんでした。
民主的でない。確かにそうかも知れません。
でも、一年を通して日曜日土曜日の数はそう多くはありません。特に秋は名門校程古い御付き合いが沢山あります。対抗戦グループもリーグ戦グループも毎年御付き合いのあるチーム同士の定期戦の集まりです。どちらが一部でどちらかが二部、三部リーグといった上下関係では有りません。今は全国地区対抗リーグにも対抗戦にもそれぞれ一部・二部があります。それも最近の話です。何年か前まで一部・二部と言ったリーグの上下がありませんでした。強くなって上のリーグに行く事より毎年の御付き合いを大事にするのが本来ラグビーの考え方でした。

試合を組もうと思えば、相手がいります。勝つ事も勿論大事ですが、御陰でゲームが出来ました。来年もお願いします。という考え方からは、トーナメント方式に繋がりません。トライネーションや、ファイブネーションと言ったリーグはあってもワールドカップなんてトーナメントは、本来ラグビーの考え方に馴染まない所があります。
トーナメントを組んで一番を決める事より、毎年の定期戦を大事にするそんなスポーツが一つぐらいあっても良いと思います。
この話はもう少し続けて考えて行きたいと思います。

これでshin様への返事にかえさせて下さい。

2007-03-02 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

朽木監督

テレビのスポーツ番組で久し振りに朽木を見た。
正直に言えばここ数年、あまり真面目にラグビーを見ていない。
しばらく前に秩父宮に出かけて、その宣伝入りのユニフォームやトライの度の鳴りもの入りの効果音、取って付けたようなアナウンサーの絶叫にどうにも馴染めなかった所為だ。
本来ラグビーの応援は個人でどんなに大声を出しても構わないが、甲子園やプロ野球、企業スポーツに付き物の、鳴りものや組織的な応援を慎むのがマナーだった。

今年、日本選手権の準決勝、決勝を見ていたら面白かった。ついつい見てしまった理由のひとつは久し振りに見たトヨタの朽木監督のせいかも知れない。

ある時期の日体大は早稲田とも明治とも違う、抜群の走力と運動神経、身体能力にものを言わせた独自のラグビーがとても魅力的だった。

身体能力の他に、抜群の技巧と知力、良く前に出るディフェンスでその中心だったのが朽木だ。日本代表では平尾が第一センターで第二センター朽木という組み合わせが長かった。最初は平尾の同志社風で前に出ず、タッチラインに追い出すディフェンスと、朽木の良く前に出るディフェンスにずれが出来て必ずしも良い組み合わせとは思えなかった。けれどオフェンスでは、ちょっとしたステップで作ったほんの小さなギャップで相手の背中にパスを通したり、信じられない神業のようなプレイを何度か見た。私が過去何十年かラグビーを見て来た中で、日本では最高の、いや最も日本らしいセンターだと今でも思う。

若狭農林の出身で名前が朽木と言えば、信長が逃げ帰るのに通った朽木村を思い出すが、彼自身は小浜市内の育ちで朽木村出身ではないらしい。

2007-02-25 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (1)

ラグビーの誕生

ロバートジョンソンの話には欠かせないクロスロードの悪魔に関する伝説を、全て真に受けるのは難しい。
けれど、似たように作られたとまで言っていいかどうか。丸ごと信じてしまうのもどうかと思う話を思い出した。
イートン・ハーローに並ぶパブリックスクールでのフットボールゲームの折、一人の少年がボールを抱えて走り出したのが、ラグビー校式フットボールつまりラグビーの始まりだ。
この素敵なエピソードにケチをつける積もりも無いし、ましてでっち上げだ、などと言う積もりも無い。
ただ、その頃のフットボールが完全に手を使わない今のサッカーのように完成されたものだったのかどうか。
現在のサッカーとも、ラグビーともつかない、むしろ神社の御神木を取り合う裸まつりにも近いような、
多種多様なフットボールがあったらしい。 家業を放り出して熱中どころか、村同士の殺傷沙汰も度々、という人気ぶりで、
英国では何度も禁止令が出される程だったという。
エリス少年一人のエピソードにラグビー誕生を求めるのは素敵な話だけれど、
現在のサッカーの要素も、ラグビーの要素も含む混沌としたものが、だんだんに整理されてふたつに分かれたというのが実情に近いと思われる。

PS アメリカンフットボールやオージーボールは更に後の派生として数に入れませんでした。 いつ頃成立したのか本当は調べる必要があるのでしょう。

2006-11-30 カテゴリー: RUGBY | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

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