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エクスカリバー 誘導砲弾

カミカゼドローンがカメ戦車の開口部に突っ込むのや、手榴弾をぶら下げたドローンがロシアの塹壕や戦車砲塔の上まで行ってポトリと手榴弾を落とすのは理解が出来ました。平野を並んで走る兵員輸送車や戦車を上空からドローンで見下ろしていると次々に戦車が吹っ飛ぶ事が理解出来ませんでした。遠くから大砲やミサイルで狙っても動く戦車に当てる事なんて出来るのでしょうか。

ピンポイントで狙って、さらに砲弾自らを誘導する事が出来るんですね、知りませんでした。

一次大戦で戦車が登場して陸戦での優位を確立してから、攻撃ヘリやA-10、携行対戦車ミサイルまで、優位は幾度となく脅かされて来た訳ですが、ここへ来て完全にその優位を失った様に見えます。今この世で何が悲惨って、ロシアの戦車兵ほど無惨な仕事は有りません。

戦車の時代は100年ちょっとだったと言う事でしょうか。

2024-06-23 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0)

米軍駐留とトランプ

トランプ氏の言う、’日独韓を守る為の駐留なんて止めてしまえ、ボデイガードが欲しければ金を払え’は順番に間違えがあります。日独各々の戦力を抑制する為にアメリカが始めた事です。目的も間違えています。冷戦では日独韓が東側との最前線になりました。その後も、広大なユーラシアの両端に足場があれば、太洋を超えてアメリカから出て行くのに比べて速い展開が可能です。米国本土と合わせて地球を3か所から睨む事ができます。地球のどこで何があっても、急行できます。その為の拠点が欲しくて沖縄にいます、日本を守る為ではありません。

ただこうした事はアメリカが世界に関与したいとの動機を持った時に初めて必要になるものです。建国以来アメリカは列強の世界分割に遅れて自分もおこぼれに預かりたいとの野心と、大西洋と太平洋とに囲まれて一切の脅威に晒されない、石油は出るし、食べ物にも困らない、他所に出て行って自国民が死ぬのなんてまっぴらと考えるモンロー主義との二極を行き来してきた国です。二次大戦でも渋る国民に参戦を促すプロパガンダが必要でした。真珠湾は願ったりだったと思います。世界中に出しゃばる一方で、他所の世界に関わりたくないのも本心と言えるでしょう。

ヒットラーに扇動されたドイツ人、神国日本が負けるはずはないと根拠もなく浮かれた日本人だけが馬鹿なのでしょうか。いやいやアメリカにだって面倒な話は大嫌い、簡単な話の大好きなDQNが沢山います。トランプ氏の間違いと言うよりは難しい話の嫌いなアメリカ人の本音と受けとるべきでしょう。

ひるがえって日本です、アメリカへの服従はいやだ、自前の国防を考えたいとの保守にも、米軍の沖縄駐留に反対の左翼にも好都合の筈ですが、賛成の声を聞きません。私はここでトランプに賛成するのも悪くないと思います。アメリカがどこか他所の紛争に飛び出していく為、欲しいと言うから貸してやってる事をはっきりさせるべきでしょう。外務省や岡崎某の様な追従以外に何のヴィジョンも持たない従米ポチが慌てるのは仕方ありません。

本音で言えば、たとえ目的が日本を守る為でなくても米軍のいる限り中国が沖縄に手が出せないのも事実です。守って欲しい日本と、足場の必要なアメリカ。先に本音を吐くのはどちらでしょうか。今の日本には諸国民の正義に頼って生き抜く為の戦略も外交も、降りかかった火の粉を払う戦力もありません。時間が必要です。アメリカだっていきなり明日全て撤退なんて出来ません。軍には軍の都合があります。アメリカにも時間が必要です。落とし所がどこかは判りません。一つだけ明らかなのは、日本がいてちょうだいと頼む前にアメリカに足場が欲しいと言わせるタイミングを計る必要があるでしょう。

 アメリカでも世界に野心を持つ、お勉強をした人達(エスタブリッシュメントと呼ぶのでしょうか)はDQNとは別の本心を持っています。今まで日本に恩を売るため、沖縄に居るのは日本を守る為では無い、アメリカの都合だと本音を出すのは憚られました。エスタブリッシュメントと軍はアメリカ国内でも、難しい話の嫌いな人達にアメリカ自身の都合だと説明せざるを得なくなる可能性も出てきました。この点においてのみ、好機と考える事も出来ます。

ゆくゆくは駐留を無くしたい、ただ今すぐ全てを無くす事には無理も有ります。暫時そうした体勢を作っていく間、日本の為にいるのか、アメリカの都合でいるのかは事態を左右します。

2016-05-08 カテゴリー: 時事問題, 言葉 | 個別ページ | コメント (0)

案の定か…日本退け、中国受注の「インドネシア高速鉄道」に暗雲

サンケイ新聞サイトの記事ですが、事の真否については興味がありません。ただ、こうあって欲しいとの期待、ニーズがとても高い記事だと思います。何より人が求めているのはこうした記事です。ザブザブ洗う事の出来ない布団を使っている人間がこうあって欲しいと思う物と、ダニが本当に死ぬかどうかは関係がありません。不思議な韓国製家電製品が売れまくる事と似ています。事の真贋より、人からどれだけ求められるか、事実よりニーズが記事を決めていく世の中になるのでしょう。

軍にとって都合の良い嘘しかつかない大本営発表は、国民にとっても都合の良い、ニーズの高い物だったのでしょうね。

2016-03-11 カテゴリー: 時事問題, 言葉 | 個別ページ | コメント (0)

北朝鮮の衛星打ち上げと大陸間弾道弾

テレビも新聞もこぞって北朝鮮のミサイルはアメリカ東岸にまで届く大陸間弾道弾だとして、非難決議が必要だと大騒ぎしています。ここでは衛星の打ち上げだった。そもそも衛星の打ち上げに必要なロケットと大陸間弾道ミサイルとではロケットの燃料からしてまるで別物だとしています。

専門的な知識に欠けた私に判断は付きません。けれど、どこからかのニュースソースを確かめる事もない。検証も無いまま鵜呑みにして、国中で大騒ぎをしておいて都合が悪くなると口を噤む、それを取り上げる立場の人もいない。国中でほおかむりって可能性は大いにあり得ると思います。

私たちの国は中国や北朝鮮の状況をバカにできる立場にあるのでしょうか。

 

2016-02-11 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0)

戦争について

戦争は二度としたくない とか、大本営発表がどんなに出鱈目かとか、日本人が日本人を非国民と罵る社会にしてはならない とか、戦後日本での共通理解が成り立たない社会になって来ました。日本人があちこちで晒した蛮行にそんなはずはないと憤る人達が戦争を知らないのは無理のない事かも知れません。私も戦争を知らない世代ですが、父から聞いた話を幾つか残しておきたいと思います。

私が残しておきたいのは、取るに足らない戦争の細部と今は失われたのかとも思われる常識についてです。父が戦争中に戦闘機に乗っていたとの話だけで零戦乗りにさせられてしまいました。ご存知でしょうか日本にもアメリカにも空軍は無かった事を、陸軍航空隊と海軍航空隊があって夫々違う戦闘機に乗っていました。イギリスのロイヤルエアフォースRAFとドイツのルフトバッフェは既に独立した空軍でしたが、アメリカにも日本にも空軍が出来るのは戦後の事です。零戦は零式艦上戦闘機、海軍の戦闘機です。陸軍の父が乗る事は在り得ません。日本でもアメリカでも陸軍と海軍は仲が悪くて戦争映画ではパーティーで居合わせた陸軍と海軍の乱闘シーンが良く出てきます。

敵基地から駐機している戦闘機に飛び乗って脱出する主人公や、隠れた入江の中からパイロット一人で飛び立つ映画がありますが、それはセル一つでいつでも走り出せる今時の自動車と同じように考えている所為でしょう。起動車をプロペラの前に据えて、質の悪いガソリンとプラグに苦労しながらエンジンを始動するのは一苦労だったと言ってました。更に暖機が必要ですから、今時の車を乗り出すのとは訳が違います。暖まっていれば、飛び乗って一人で走り出す事が出来ないとは申しませんが、冷えてしまったエンジンを始動するのは簡単な話でもありませんでした。(工作精度が高くガソリンとプラグにも恵まれたアメリカでは少し気楽な物だった様です。)戦闘機乗りだけで飛行機が機能するかの様な勘違いもあると思います。何時間か飛んだ一台の戦闘機に、次の飛行まで何人か整備兵がつきっきりで面倒を見て、やっと飛ぶんだという事をご存知でしょうか。(今でもF22は1時間飛ぶのに30時間の整備が必要です。)飛行機の何倍かの人数の整備兵がいないと基地が成り立たない事をイメージ出来ますか。

重機関銃をランボー一人が抱えて撃ちまくるなんてのもナンセンスだと思います。(映画に必要なのは分かりますけど)私の父は航空隊に行く前には機関銃部隊の分隊長だか小隊長だかでした。機関銃一台の一分隊に馬が二頭と弾薬を運ぶ荷車と、メンテナンスキット、本体の機関銃は4人で一本づつ脚を抱えて移動します。凍てつく大地やそれが解けてドロドロになった荒地で荷車を押して、陣地を構築して諸般の用意整備を整えて撃てる様になるまで、1分隊8人だか10人だったか忘れましたが、一台の機関銃の用意には大変な手間が掛かる事が無視されている気がします。

次の話は親父からではありません。オートバイチューナーとしての意地だけで、何度か巨大メーカーの鼻を明かした吉村秀雄は、集合管とポップの名前で世界に知られました。戦争中は飛行機の整備兵をしていたそうです。撃墜されたB29を見に行ってプラスネジに驚いたとの話を読んだ事があります。マイナスネジをハンドツールで回すのと、直ぐに中心が出せて電動ツールが使える(回転トルクの管理も容易です。)プラスネジとでは正確さと生産性に大きな差があります。それを見抜いた吉村は日本の負けを確信したそうです。日本だけでなく世界でプラスネジが当たり前になるのは戦後の事です。沈頭鋲一つで自慰行為に耽るのは勝手ですが、あれも日本人一人の発明とするのは無理があります。

ガソリンの質やネジ一本、工作精度など基礎工業力の差が飛行機や機関銃の運用時には大きな障害になって現れます。勇ましく飛び立っていく戦闘機や、撃ちまくる機関銃は戦争のほんの一部にすぎません。

2016-01-30 カテゴリー: airplane, maintenance, 時事問題 | 個別ページ | コメント (0)

ドローン

今日のテレビでは、官邸の屋根にあったドローンに付いて、テロじゃないかとか、規制が必要だとか、登録が必要だとか騒いでいます。

検出された放射能がセシューム134と137だと言うのだから、福島では問題無いとされている放射能を、官邸に持って来ただけで大騒ぎするのは、矛盾じゃないかと言う問題提起が事の本質でしょう。

脅迫状が届いた時に内容も確かめずに、郵便制度の危険性などと言い出すのと同じぐらい馬鹿げて見えます。

裁判にでもなって、これが如何に危険な行為であるかを官邸側が主張したり、一方で汚染水が漏れ続けても安全と言い張ったりすれば、もっと面白くなるのにな。

 

 

2015-04-23 カテゴリー: airplane, 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

中国の大気汚染について

中国の大気汚染に付いて、日本にまで影響があって迷惑な奴だとの論調を散見します。仰る通りでは有りますが、同時に放射能をばらまいた時に日本がどう思われたかに、思いの至らない事が不思議です。すねに傷を保つ身です。言いたい事が言えない事もあるのが大人って物じゃないでしょうか。自分の所のゴミも満足に処理出来ず、近所にご迷惑とは、言うだけ同じ言葉が帰って来るでしょう。津波の被害にあって可哀想とか、その中でも略奪の起きない日本、は勿論事実ですが、一方で地震だらけの国に原発を作る上で危機管理を怠り、汚染と迷惑をばらまいた日本。被害者面だけで良いのでしょうか、周りに迷惑を掛けた加害者でもあったのでは無いでしょうか。今でこそ公害なんて遅れた中国の話と知らん顔をしていますが、国民の健康を危機にさらして置きながら、国も企業も知らん顔だった国です。そうした事実を忘れる事が美しい日本を作ると本気で信じているのでしょうか。良い事悪い事を含めて私たちの国が何をやって来たかを知る事が必要です。自分の尻に付いた糞を拭こうともせずに人の尻に付いた糞を揶揄するのは如何なものでしょうか。こっちの尻についた糞は空気清浄機ではどうにもならない気がします。

2013-02-08 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

マスコミ-2

あんまり情けなかったので、中々自分の中で整理が付きませんでした。2.3日前のテレビで、白物家電やテレビ、携帯電話などで韓国に追い落とされた話をしてから、カメラの世界にも韓国製が迫って来ていると不安をあおっていました。

その後デジタルの一眼レフカメラでは、未来永劫日本は韓国などに負ける筈がないと経済ジャーナリスト(タカラベと言ったかな)なる人間が断言をしていました。これも週刊誌の見出しと同じで、なんの根拠も無い、私たち市場の要求(というより願望?)に依る物だと思います。私たち日本人の腹の底にある何かにすがりたいという情けない気持ちが彼をしてこんな事を言わせる訳です。神国日本が鬼畜米英なんぞに負ける筈が無いなんて時代から少しもましになっていないのかと落胆しました。

迫り来る韓国カメラの脅威とは、表はデジカメ、裏全面が液晶の携帯電話でまぁ便利というものでした。まぁこんな所でしょう。けれどそうした脅威に立ち向かう日本の秘策とはコンパクトなデジカメに最高位一眼と同じ大きさの受光素子を入れてみせる。他の誰にも出来ない技術だそうです。

どちらもカメラという小さな枠の中でしか考えられない点で情けないものです。考えの狭さという事では日本の方がより情けない気がします。このデジタルの時代にレコードを愛する人がいるのと同じ様にハードとしてのカメラが無くなる事は無いでしょう。けれど大部分はコンピューターなり携帯なりの単なるアプリとなってしまうのではないかといった大局が見えていない気がします。

2012-10-25 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

マスコミ

Img_文春

マスコミも商売ですから、売れる物を書くのが大原則です。そこには真実だの客観的な報道だのといった必要はありません。なぜ、報道だのジャーナリズムだのと言った途端に、倫理だの正義だのと言った勘違いが出てくるのか判りません。事実を伝える事より求められる物を書く、需要と供給のバランスから考えれば、まさに求められていた記事だと思います。何より今の日本人の胸のすく様なキャッチコピーが良いと思います。事実かどうか、こんな事で気休めをして何の役に立つのかなんて関係のない事なのでしょう。

似た様な話ですがこうした日中の経済的停滞はどちらにダメージが大きいかと言った話題も求められる記事ではありますが、何の役にも立たない事だと思います。

中国との経済的なやり取りが減っても日本は大丈夫だの、尖閣では実際のドンパチも辞さないだのと言った景気の良い話は憂さ晴らしにしかなりません。

低賃金とは言えなくなった労働力、カントリーリスクの大きさが広く知られてしまった事などから、投資先としての魅力は下がりますが、12億の市場の健全な発展は世界の景気に大きな影響があります。アメリカ3億、ヨーロッパ7億より大きい市場なのです。

 

2012-10-03 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

PAUL

宇宙人ポール

aki's STOCKTAKINGを見て早速ダウンロードしました。前にiTunesで映画をダウンロードした時は随分時間が掛かった覚えがありますが、すぐに見る事が出来ました。300円でした。いやぁ〜面白かった。良い物を教えてもらいました。

過去何十年か、アメリカが世界中にばらまいた役にも立たないネタの内、私には半分も解ったでしょうか。映画ブルースブラザースがブラックミュージックに興味の無い人にも面白いのと同じ様に、ネタ全てが判らなくても十分に楽しめました。

ヨーロッパ(大陸とイギリスを含めて)でアメリカンと言った時には有る種の憧れと幾分かの侮蔑が含まれるのは昔からですが、最近は根本的な価値観の違いが含まれる事が多いと思います。ヨーロッパが何世紀か掛けて獲得した科学的な考えや宗教からの自由、もっと身近な所でいえば武器を持ち歩く必要の無い社会、最低限の社会保障と言った価値観を共有しない不思議な世界。未だにカウボーイ気取りで銃を持ち歩く野蛮の極み。こういった物を指して使われるのを何度か見かけました。

アメリカは、ばらまいた多くの物(サブカル?)を世界中と共有しています。共有された事で大きな財産だと言えます。

その一方で、国の有り様といった根本を理解されない不思議な国にもなりつつあります。この映画や暫く前の映画ボラットを見ると、そうしたズレにアメリカ人自身、自覚があるみたいです。そうしたズレを含めてアメリカを説明するのに一番具合が良いのはロードムービーって形なのでしょう。

世界中にアニメのファンを持つ日本ではどうでしょうか?

 

2012-08-29 カテゴリー: motion picture, 宗教, 時事問題, 科学 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

代償

人力飛行機やグライダーが極端に長い翼長を持っている事はご存知かと思います。自転車をこぐ様なスピードで人間の体を浮かせるのにはあれだけの翼が必要です。低いスピードで機体を浮かせるのには複葉機なども効果的です。ですが少しでも飛行スピードを上げようとすると長い翼の抵抗と機体強度の釣り合いに無理が生じます。逆にジェット戦闘機の様な小さくて後退した羽根は速く飛ぶのには適していても、遅いスピードでは浮く事も出来ません。

空母そのものは随分前からあるものですし、複数の国にありました。けれど軽い零式艦上戦闘機を自走で飛ばす滑走路や火薬式などの古いカタパルトでは、大きくて重いジェット戦闘機を浮かせるだけの初速を与える事は出来ません。(飛行機を自走で浮かす為には空母自体が風上に向かってとんでもない高速で走る事が必要です)

ジェット戦闘機を何十機か続けて打ち出せる蒸気カタパルトの技術を持っているのはアメリカだけです。英仏印露と空母を持つ国はあってもその能力は極く限られたものです。(仏空母のカタパルトもアメリカ製です)こうした圧倒的なアドバンテージは一朝一夕に出来る物ではありません。戦後レシプロ機をジェット機に換装して行く中でアメリカは多大な犠牲を払っています。不備なカタパルトと着艦装置の所為で多数のパイロットを犠牲にしています。

オスプレイの名前を聞いたのは最近かも知れません。けれど飛行機とヘリコプターとの不思議なあいのこを何十年も掛けて実験して来ました。既に何十年かに渡って何十人もの人を殺して来ました。

遅くて行動半径の小さなヘリコプターに頼る限り、全世界への迅速な対応を実現出来ない海兵隊はその存続の意義を問われる所でした。

何が何でも実用化が必要でした。アメリカは既に大きな犠牲を払って来ました。

日本はもう暫くだだをこねるのも良いでしょう。けれど安全率の上がった所でただ乗りするのも悪くないと思うのですが如何でしょうか。

実を言えば掛けた代償を、同盟国 中でも金を持ってる某国に払わせるのは既定路線なのだとも言えます。

どっちが得をするのか、やっぱりアメリカかな。

 

 

2012-07-31 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

オスプレイ

Osp010-Osprey-15ただでも危険な普天間に、良く墜ちるオスプレイがやって来るなんて許せない。というのが一般的な見解だと思います。日本にある米軍基地のほとんどを狭い沖縄に押し付けて、のうのうと本土に暮らす私は少し違う考えを持っています。

アメリカには陸海空3軍の他に海兵隊という軍隊があります。総勢で言えば3軍に比べて小さい存在ですが、世界中の紛争地域に真っ先に駆けつけるのが商売です。一人一人の腕っ節がツオイので有名です。

彼らが乗り付ける紛争地に必ず飛行場があるとは限りません。そうした場合に大型ヘリコプターに兵員機材とも積み込んで駆けつける訳ですが、この大型ヘリコプターの航続距離が短い。今後も色々な紛争の種を残す極東、東シナ海で何かが起きた時、近くの飛行場まで大型輸送機で行って、更にヘリコプターに乗り換えるなんて事はやってられません。ヘリコプターで直接飛んで行くのには、第一列島線(中国側から見た場合)の中でも沖縄を足場にする事が不可欠でした。普天間が譲れなかった訳です。

もしここでヘリコプターの倍近いスピードとずっと長い航続距離を持つオスプレイにその役割を任せられれば、第一列島線の沖縄から第二列島線のグァムやオーストラリアに駐屯地を移す事が可能になります。

危険な普天間と、危険なオスプレイの両方が嫌という意見には無理もありませんが、オスプレイが墜ちなくなれば、危険な普天間が要らなくなるなんて選択肢もあり得ると私は考えます。オスプレイにケチを付けるよりは、イイネイイネ オスプレイはいいね。だからグアムに持ってって、その為だったらお金も少しは出しましょう、なんて交渉も無いのでしょうか。

これは余談ですが、大型ヘリコプターって遅いんですって。時速200キロか300キロで低い空を飛んでいると、銃に毛の生えた程の火器しか持たないゲリラにも、撃墜のチャンスがあるのだそうです。アフガニスタンではソ連の大型ヘリコプターが、携帯のスティンガーミサイルを持ったゲリラに随分やられたそうです。オスプレイは時速500キロ程でもっとずっと高い空を飛ぶのでそういった危険も少ないのだそうです。ちなみに500キロというと二次大戦初頭の戦闘機のスピードです。速いですねぇ。

 

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2012-07-11 カテゴリー: 時事問題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)