マスコミも商売ですから、売れる物を書くのが大原則です。そこには真実だの客観的な報道だのといった必要はありません。なぜ、報道だのジャーナリズムだのと言った途端に、倫理だの正義だのと言った勘違いが出てくるのか判りません。事実を伝える事より求められる物を書く、需要と供給のバランスから考えれば、まさに求められていた記事だと思います。何より今の日本人の胸のすく様なキャッチコピーが良いと思います。事実かどうか、こんな事で気休めをして何の役に立つのかなんて関係のない事なのでしょう。
似た様な話ですがこうした日中の経済的停滞はどちらにダメージが大きいかと言った話題も求められる記事ではありますが、何の役にも立たない事だと思います。
中国との経済的なやり取りが減っても日本は大丈夫だの、尖閣では実際のドンパチも辞さないだのと言った景気の良い話は憂さ晴らしにしかなりません。
低賃金とは言えなくなった労働力、カントリーリスクの大きさが広く知られてしまった事などから、投資先としての魅力は下がりますが、12億の市場の健全な発展は世界の景気に大きな影響があります。アメリカ3億、ヨーロッパ7億より大きい市場なのです。
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