鎌倉の展覧会と同じかとも思われますが、今度は又秋葉原でプルーベの展覧会だそうです。
前回、見のがした方は是非。
ジャン・プルーヴェ / 機械仕掛けのモダン・デザイン
2005年9月6日(火)〜2005年10月23日(日)
D−秋葉原テンポラリー 東京
東京都千代田区外神田6-11-14 旧千代田区立練成中学校(銀座線 末広町徒歩1分)
[展覧会名]:
ジャン・プルーヴェ/機械仕掛けのデザイン
20世紀のスーパー・デザイナー
[会期]:2005年9月10日(土)-2005年10月23日(日)
[会場]:D-秋葉原「練成中学校」 東京
ハ
[開館時間]:午前10時〜午後8時(入館は午後7時30分まで)
[休館日]:なし
[観覧料]:一般1200円(1000円)、20歳未満と学生1000円(800円)、65歳以上600円
*( )内は20名以上の団体料金、*高校生以下および障害者の方は無料
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[主催]:D−秋葉原実行委員会、慶應義塾大学デザイン・ミュージアム・ファクトリー
・コンソーシアム、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム、ドイツ建築博物館、秋葉原
再開発協議会
[共催]:日仏工業技術会
[助成]:トステム財団
[協賛]:ヤマギワ株式会社、株式会社インターオフィス
[協力]:ジャン・プルーヴェ協会、東海大学岩岡研究室
[後援]:外務省、文化庁、フランス大使館、千代田区、日本建築学会、日本建築家協
会
ハ
[開催趣旨]
20世紀の建築家・デザイナーの中でも、フランス人のジャン・プルーヴェ(1901-1984)は、徹底したものづくりの思想と精緻な技術から、世界中の多くの人々の関心を惹きつけています。彼の仕事は、ペーパーナイフから照明器具、家具、建築のファサード部分工業化建築、モジュールを用いた建築システム、大規模なホールにいたるまで、きわめて広範囲に及んでおり、ル・コルビュジエをはじめ同時代の卓越した建築家や芸術家たちから圧倒的な賞賛を集めることになりました。彼のデザインは、工業的な量産システムの開発を進めながら、一品生産とでもいうべき手の痕跡にこだわり、新しい時代のエンジニアリングと職人的な技を結びつけた類まれな質を誇っています。
アール・ヌーヴォーの中心地ナンシーで育ち、鍛冶職人としてスタートを切ったプルーヴェは、その後、家具の工場生産、建築部材のプレファブリケーション、建物の工業的生産を手がけていきます。彼自身、デザイナー、企業家、製作者として顔をもち、建築と生活環境の近代的、革新的な解決を見出すという目的に駆られて大奥の作品を世に送り出しました。彼は自分をつねに「建設者」とみなし、形態のデザインは2次的な役割しか認めていません。彼の主要な目的は、有用性と材料の論理、そして経済性を、工場生産のさまざまな条件と融和することにありましたが、それにもかかわらず獲得されたデザインの美しさは見る人をして驚きを覚えるでしょう。
今日、レンゾ・ピアノ、ノーマン・フォスター、ジャン・ヌーヴェルなど多くの現代建築家が彼を師と仰ぎ、その作品から多くの発想を得ています。ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアム、慶應義塾大学デザイン・ミュージアム・ファクトリー・コンソーシム、ドイツ建築博物館と共同で制作された本展は、昨年度の鎌倉展に引き続き、今回は東京に場所を移して大掛かりな展示を行い、首都圏の人々に現代デザインのあるべきかたちについてメッセージを発し続ける予定です。
[D-秋葉原「練成中学校」]
2005年3月をもって廃校となった旧千代田区立練成中学校の校舎が、今回の展覧会を機に新たな地域文化施設としてよみがえりました。今回の展覧会は、2006年秋に秋葉原UDXビル内にオープン予定の「デザイン・ミュージアム秋葉原」のプレイベントとしての性格をもち、中学校校舎を仮設のミュージアムとして地域の文化振興をはかります。
[出品作品]:家具約50点、組立住宅1点、建築部材約15点、建築模型約15点、オリジナル図面、記録写真、文献資料、映像、その他の作品など130点余。
[カタログ]: ヴィトラ・デザイン・ミュージアム/慶應義塾大学DMF編『ジャン・プルーヴェ』(約300ページ)をTOTO出版より刊行
[お問合せ先]
D−Akihabara事務局
展覧会担当: 和田、八重樫
東京都千代田区外神田6-11-14
D-秋葉原テンポラリー
Tel&Fax:03-5818-0424
e-mail: [email protected]
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