日本の中での少子化も問題です。どこの学校も今までの売り手市場から買い手市場に変わって、生徒確保に四苦八苦と言う所なのだと思います。もう一つは世界から人を集めるだけの競争力を求められているのだとも思います。日本の学校の生徒集めでは、ふんぞり返っていた学校が急に揉み手で愛想笑いなんてする物だから気持ちが悪いぐらいに思っていました。けれど天下のイェールが此処までやるんですね。何故イェールを選んだのって言う大学紹介ビデオです。
拙ブログからも御覧頂けますが、YouTubeサイトまで行って頂くと、他にハーバード、プリンストン、コーネル、ブラウンと大学の紹介ビデオが並んでいます。こうした所とアメリカの生徒を取り合う事は少ないと思いますが、何年かして豊かになったミャンマーの生徒をこうした大学と取り合うだけの覚悟が日本の大学にも必要なのではと思いました。
日本の中では説明の必要も無い、例えれば東京大学だって日本の中の知名度だけに安住はしていられない、他所の世界に絶えず自らの説明を欠かせば相対的な地位の低下を免れないのだと思います。こりゃ大変だ。出演は在校生が主で他の製作も 2010年2011年卒業と言った若いOBが中心の様です。どっかの代理店に作らせたんじゃないんです。凄いなぁ。(キャストのリスト、並んだ名前の後の数字は卒業年次を示すのだと思います。)
ビデオの中の奇麗なキャンパスを見ていて、高校の頃眺めたオレンジ色の本を思い出しました。スェットシャツの数字は卒業予定年次を表すなんて事もオレンジ色の本に書いてあった気がします。遠い世界でしか無かったアイヴィーリーグですが、日本の大学も同じ世界で生徒を取り合わなければ生き残れない時が来るのではないでしょうか。
お茶の水にある美術系の予備校に通いました。デザインや油絵のコースは立派なビルですが建築科だけは古くて汚い木造でした。階段を上がった脇にパネルや画材の置場があって’Take Ivy’が一冊何年も置きっぱなしになっていました。どうしたかなぁ〜あれは。
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