aki's STOCKTAKINGを見て早速ダウンロードしました。前にiTunesで映画をダウンロードした時は随分時間が掛かった覚えがありますが、すぐに見る事が出来ました。300円でした。いやぁ〜面白かった。良い物を教えてもらいました。
過去何十年か、アメリカが世界中にばらまいた役にも立たないネタの内、私には半分も解ったでしょうか。映画ブルースブラザースがブラックミュージックに興味の無い人にも面白いのと同じ様に、ネタ全てが判らなくても十分に楽しめました。
ヨーロッパ(大陸とイギリスを含めて)でアメリカンと言った時には有る種の憧れと幾分かの侮蔑が含まれるのは昔からですが、最近は根本的な価値観の違いが含まれる事が多いと思います。ヨーロッパが何世紀か掛けて獲得した科学的な考えや宗教からの自由、もっと身近な所でいえば武器を持ち歩く必要の無い社会、最低限の社会保障と言った価値観を共有しない不思議な世界。未だにカウボーイ気取りで銃を持ち歩く野蛮の極み。こういった物を指して使われるのを何度か見かけました。
アメリカは、ばらまいた多くの物(サブカル?)を世界中と共有しています。共有された事で大きな財産だと言えます。
その一方で、国の有り様といった根本を理解されない不思議な国にもなりつつあります。この映画や暫く前の映画ボラットを見ると、そうしたズレにアメリカ人自身、自覚があるみたいです。そうしたズレを含めてアメリカを説明するのに一番具合が良いのはロードムービーって形なのでしょう。
世界中にアニメのファンを持つ日本ではどうでしょうか?