パスタを茹でる時、お湯に塩を入れますか?
勿論、ありとあらゆるレシピには、必ず塩を入れるように書いてあります。
なるべく沢山のお湯を沸かして、お澄ましぐらいの味になるまで、塩を入れます。
人によっては、海水ぐらい。
結構な量を入れて、大部分は捨ててしまいます。
だったら、ソースを作る時に少し塩を足せば、鍋一杯の塩水を作るのに比べてずっと少ない塩で足ります。
昔、何度か茹でるお湯に塩を入れて見ました。今にしてみれば入れる量が足らなかったのかも知れません。
只のお湯で茹でたものとの差が分かりませんでした。
昼ご飯、外に出るのもおっくうだし、家に在るもので済まそうと思いました。
じゃが芋とベーコンしかありません。
今日は、パスタそのものを思い切り丁寧に作ってみよう。
テニスの上手なマーク(日本人)に習った通りに塩を入れて茹でてみました。
7分が指定時間のパスタをいつもは6分で上げているのですが、6分30秒まで待ってみました。
にんにくもオリーブオイルで思い切り丁寧に炒めました。
塩も入った茹で汁とオイルをゲル状になるまで丁寧に混ぜました。
確かに違いが判りました。麺がぷりぷりで具よりも麺そのものが美味しい。
折角の新ジャガだからいつもより塩コショウを控えました。
押さえた塩と麺そのものの魅力で、塩味に頼らないジャガイモ自体の味が楽しめました。
生来の疑り深い性格で人の言う事を素直に聞けません。
今までにも沢山の損をして来たのだと思いました。
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