中華料理のトマトと卵の炒め物が好きで、何度も挑戦していたのだけれど、中々美味しく出来ない。
南阿佐ヶ谷の中華料理屋で定食を頼む度に、調理場を横目でのぞいていた。
手早く、パッパと出来上がるのを見ていても、どこに秘訣があるのか分からない。
Penの5/15号に作り方が出ていた。
まず、トマトは皮を湯剥きして、種と廻りのビショビショを取っておく。
卵は先に炒めておいて最後にからめるだけなんだ。
トマトだけを炒めて、醤油、塩、砂糖を足す。
最後に、別に作った卵を混ぜておしまい。
う〜ん、成る程ね。
初めて、綺麗に出来ました。
二度程、教科書通りに試して見たけれど、丁寧な下ごしらえが面倒くさい。
近所で定食を食べる時に、調理場をのぞいても、こんなに丁寧な仕事はしていない。
パッパと切って、一つの鍋でパッパと炒めておしまい。
スナガのアベちゃんによれば、あのビショビショの中にはグルタミン酸だかの旨味が詰まっているそうだし、捨てるのももったいない。
種と廻りのビショビショを取らないと、出来の悪いトマトソースのようになってしまって美味しそうな炒め物にならない。
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