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退職したけれど、まだまだ元気でやりたい事が色々ある夫婦の家。
独立した子供達それぞれの部屋もいらない。朝の通勤もいらない。
一日好きな事をするための家が今までの家と一緒で良いのでしょうか。
あわてて食べる必要のない朝食はデッキに出て、ゆっくり食べてみませんか。
たまに来る孫達や、気の置けない友人と大人数で御飯を食べるなら、ソファーセットより、大きな掘り炬燵の方が便利ではありませんか。
都会のレストランや、帰りの焼き鳥にも未練が残りますが、家庭菜園で取れた野菜を庭でバーベキューにするのもちょっとした贅沢です。
土間では野菜の泥を落としたり、好きな焼き物の為のアトリエのある家は如何でしょうか。(勿論他の道楽でも結構です)
外の縁側や軒の下の大きな土間、結果的には昔の農家に似ているかもしれません。
高断熱な躯体と、OMソーラーで、昔の農家とは快適さが違います。
今回のBe-h@us展に出した滝野計画は去年、UR(前日本住宅公団)が千葉で開発した団地に、モデルケースとして、URが設定した購買者に合わせて、計画したものだ。
乗った事もない北総線への乗り換えを、地図で確認した時には正直に言ってこんな所に誰が住むのかと思ったけれど。出かけて見ると中々良い住宅地で定借のおかげでびっくりする程、土地が安い。最初に保証金300万だかを払うと後は毎月の地代が3万だか4万だ。後は建築費さえあれば随分大きな家に住める。
退職して通勤の心配のない人やネット上での商売をする人には魅力的な選択に思えて来た。
一軒が壊されると数軒が建つ町中の建て売りは、家族一代が幸せに暮らせても、次ぎの世代の資産にはならない。一人が生涯に貰える所得の中で一戸建てを買おうと思うと細かく分けなければならないのは仕様がないけれど、これを繰り返して行くと、国全体がどんどん貧しくなってしまう。
狭小住宅なんてジャンルまで出来てもてはやされている。私自身そう言った仕事もかえって面白がったりもして来た。
しかし、本来最低でも200平米程の敷地に何代かで使い回せる家を建てないと一戸建ての意味がないと思う。そうした大きさであれば、長い間多くの人に使い込んで貰える普遍性をBe-h@usは備えていると思う。
UR
河さんこんばんは。
先日は大変お疲れ様でした。
今回のBe-h@us展・・・
皆さんのきれいなパネル展示を見て、恥ずかしく思っていました。しかし、河さんにコメントをいただいてちょっと安心しました。ありがとうございます。
早々に秋山さんから連絡をもらっていたのにもかかわらず準備不足で間に合わず正直意気消沈していました。本来の予定としては、絵はもちろんのこと、建築前の状況から竣工まで、そして現在の写真を貼り付け、多少コメントを入れようと考えていただけに・・・残念!
次回このような機会をいただけたら、そのときは名誉挽回と行きたいところです。
またケガの件ですが、当日痛みは全くなかったのですが、多少血が多く出てしまったという感じです。本当に皆さんにご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
今度の土曜日、家族でBe-h@us展を見に行く予定にしています。その時に改めて皆さんのパネルを拝見したいと思います。
投稿情報: hiro | 2005-04-22 00:10
上棟時と竣工時にお邪魔して建物と敷地の素晴らしさには感心していました。その後、色々なお話を伺う中で建物以上に山根さん御自身と建物の関係にもっと感心をするようになりました。全てセルフビルドは出来なくても、作ることに住む人が主体的に関わってこそ、その後の建物との関係も良いものに出来ることが良く分りました。もちろん御自身、普通の素人とは建物に対する理解も工事力も違うので、誰にでも出来る話ではありませんね。
投稿情報: kawa | 2005-04-22 18:45