国分寺の南口ロータリーに出て、左手の坂を降りて行く途中です。もう40年、その前を何度となく通りながら、入った事が有りませんでした。何時でも入り口が閉まっていたからです。それは昔の車寄せ入り口だったのでしょう。現在の庭園入り口が別な事に初めて気がつきました。東側に佐賀井君の下宿があって、村上春樹のピーターキャットもその辺りの地下にありました。向かいの国分寺マンションの地下では画材屋が篠原うしおの個展をやっていました(極彩色のバイクは本棚に載る程度の大きさでした。学生には手が出ませんでしたが、何万とか何千とかの値段でした)国分寺マンションの隣が’ほんやら洞’で、その先の’赤城’では三人の友達がバイトをしていました。赤城で焼酎のトマトジュース割りを飲みすぎて腰を抜かしたり、交差点の先のカレラで酔っ払って国分寺マンションに泊めてもらった事も有りました。懐かしい事と恥ずかしい事が沢山有りました。馴染みのある場所ですが、庭園だけには縁が有りませんでした。昨日初めて、庭園の入り口に気がついて入る事ができました。おまけに9/21日まで特別に150円の入園料もおまけだそうです。
六義園の様に大きくは無いけれど、手入れの行き届いた綺麗なお庭でした。期待が大きくなかった所為でしょう。感心しました。お勧めします。この殿が谷戸庭園も含めて六義園や上野の岩崎邸、清澄庭園も皆三菱のお庭だそうです。
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