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タレントとかギフトとかって、その才能の持ち主一人に与えられた物を指す事が多いと思います。ロッシの才能は世界の人に与えられた贈り物に思えます。彼一人がいないだけで世界がどんなに色あせたものかと想像出来ます。彼の特別な才能とキャラクターを同時代に共有出来た事がこんな私にも幸運です。
2016-05-21 カテゴリー: motorcycle | 個別ページ | コメント (0)
やっと届きました。50シングルステレオアンプ。300Bより50の方が好きかも知れないと思ったのは随分前です。中国製やロシア製の300Bが出る前の話です。300Bが柳腰の美人だとすれば、50はもう少し腰の強いアメリカのおばさんと感じました。
PX25のナスとドームを聞き比べて以来、ナスに根拠の無い憧れがありました。
カニンガムの350と、RCAの250、不揃いの所為でしょうか、売れ残っていたペアを手に入れる事が出来ました。
憧れていた50アンプを、憧れていたナス管で揃える事が出来ました。大袈裟になりがちな大型スピーカーやマルチアンプの一方でこじんまりとしたシステムへの憧れがありました。こじんまりとしたアンプの大きさも期待通りです。
300Bの繊細さに負ける所があっても、その分 腰の強い音を期待していたのですが、むしろ300Bより美音で腰の細い所があります。角がほんの少し丸くなる様です。
ただ、鳴らしている内に音のバランスが変わって来ました。少し落ち着いて見晴らしが良くなってきた様にも感じます。
音のクオリティについては期待通りです。音の傾向について評価を下すのはまだ速い様です。
300Bには本家ウェスタンの他、まだセトロンと岡谷しかなかった頃、聴き比べる機会が有りました。やはりウェスタンの300Bに感心しました。その後50を聴く機会があって、曲によってはこちらの方が良いのではとも思いました。以来いつかはと50に憧れていました。もう何年か前に250と350のペアがオークションに出ていました。揃っていない所為でしょうか、買い手がつかないようでした。落札したのは良いのですが、50の使えるアンプも持っていないし、どうしたものかと仕舞い込んでいました。それから随分して渡りに船と現れた50sステレオアンプを発注しました。もう暫くで手に入るとの連絡が今日ありました。アンプが変わるとあちこち変わる所も出て来るでしょう。現状を記録しておこうと思いました。
ソースはmp3やCDをAudioGateでDSDに変換したもの。HDからダウンロードしたハイレゾは1度AudioGateでDSDに変換したものと、AIFEのままHQplayerに入れてDSD出力したものとを聞き比べている所です。
オイロダインでは確かに効果のあったイコライザーもESLには入れない方が良さそうです。プレイヤーソフトをイコライザーの付いているAudirvanaから、付いていないHQplayerに変えました。ダウンロードしたHQplayerにはある程度見当がついたらお金を払おうと思っているのですが、未だに良く解らない所だらけです。何が悪いのか音がブツブツ切れたり出なかったりする時があります。音そのものは悪くなさそうです。
ESLはグリルの掃除をして、足を直して、ACコードを使い古しの6Nスピーカーコードに換えました。手前の足2本には5センチの、奥の一本足には7センチの石を挟んで少し持ち上げて、手前に起こしました。これだけなんですがね、未だに音が良くなって行きます。前日聴いた音と違うと気がつく事はありませんが、いつも2ヶ月前とは明らかに違います。
ウォーミングアップには少しづつ音を出すことより、通電後少なくとも30分、出来れば1時間寝かして置くのが良いみたいです。前に比べれば歪ませる事も減りました。
絵巻物って傑作もあるけれど、全てが素晴らしい訳でもありません。構図には困難を伴い、お話の説明ばかりに手を取られ一枚の絵とみれば完成度が落ちるのが道理とも思えます。正直に言えば退屈だなと思った事もありました。そんな絵巻物の中でこれは見てみたいと思っていたのが伴大納言絵巻とボストンの平治物語絵巻です。教科書の小さな写真の中からも何か感じる物がありました。
伴大納言の実物をやっと見る事ができました。その筆使いの精細なこと、驚くほど細い筆跡で人の表情から着物の柄までが丁寧に書き込まれています。同時に跳ねる馬や、走る人が驚くほど動的に、勢いのある筆跡で描かれています。今まで見てきた絵巻物とはブラウン管と4Kテレビ程の違いがあります。面相筆で描かれた線の精細は他に例を見ないと書きかけて一人思い出しました。絵画界最大のトリックスターと言えば少し好意的でしょうか、最大の色物ダリはそのいかがわしさとは裏腹に正統的絵画テクのチャンピオンでもあります。少なくとも60〜70センチの大きさかと思っていた絵が10センチ四方程の大きさで驚いた事があります。彼の面相筆の超細密を思い出しました。(もっとも面相筆で輪郭を示す日本画と輪郭の無い色面を極細の筆で書き起こすダリとでは使い方が違います)筆で描かれた人々一人一人の生き生きとした事、清涼殿で藤原良房が対面する清和天皇だけがえらく下手くそに見えるのが不思議です。絵巻物に良くある構図ですから、お決まりあるいはお約束の通りと言う事でしょうか。
実物でしか解らない線があるのと同時に、実物では解らない、印刷物で初めて気がついた線もありました。
面白い経験でした。出光美術館
行く途中の地下鉄でもらったフリーペーパーが気になりました。津上みゆき「時の景、つなぐとき」ポーラミュージアムアネックスと書いてあります。銀座ならついでに覗いて見ましょう。
抽象って本人の意図とは別にある邂逅や衝突が偶然に起きる可能性もあって小さな写真に感じた何かを実物で確かめたいと思いました。
偶然ではありませんでした。名前も来歴も一切知らない人ですがすっかり感心してしまいました。丹念な構成と意図的でなお抑制の効いた勢い、筆使いと色感の絶妙。彩度も高くて勢いもありますが、軽薄なお調子者でもありません。絵だけではたまたま一枚の偶然もあるかと思いましたが、スケッチを見て確信しました、凄く上手い。山程ある美大の油絵科から、万に一人でも彼女の様な才能が現れれば無駄でないと思いました。
ポーラミュージアムアネックスのHPでは良くある安っぽい抽象に見えなくもありません。下に載せた絵はそうではないと思いました。
トランプ氏の言う、’日独韓を守る為の駐留なんて止めてしまえ、ボデイガードが欲しければ金を払え’は順番に間違えがあります。日独各々の戦力を抑制する為にアメリカが始めた事です。目的も間違えています。冷戦では日独韓が東側との最前線になりました。その後も、広大なユーラシアの両端に足場があれば、太洋を超えてアメリカから出て行くのに比べて速い展開が可能です。米国本土と合わせて地球を3か所から睨む事ができます。地球のどこで何があっても、急行できます。その為の拠点が欲しくて沖縄にいます、日本を守る為ではありません。
ただこうした事はアメリカが世界に関与したいとの動機を持った時に初めて必要になるものです。建国以来アメリカは列強の世界分割に遅れて自分もおこぼれに預かりたいとの野心と、大西洋と太平洋とに囲まれて一切の脅威に晒されない、石油は出るし、食べ物にも困らない、他所に出て行って自国民が死ぬのなんてまっぴらと考えるモンロー主義との二極を行き来してきた国です。二次大戦でも渋る国民に参戦を促すプロパガンダが必要でした。真珠湾は願ったりだったと思います。世界中に出しゃばる一方で、他所の世界に関わりたくないのも本心と言えるでしょう。
ヒットラーに扇動されたドイツ人、神国日本が負けるはずはないと根拠もなく浮かれた日本人だけが馬鹿なのでしょうか。いやいやアメリカにだって面倒な話は大嫌い、簡単な話の大好きなDQNが沢山います。トランプ氏の間違いと言うよりは難しい話の嫌いなアメリカ人の本音と受けとるべきでしょう。
ひるがえって日本です、アメリカへの服従はいやだ、自前の国防を考えたいとの保守にも、米軍の沖縄駐留に反対の左翼にも好都合の筈ですが、賛成の声を聞きません。私はここでトランプに賛成するのも悪くないと思います。アメリカがどこか他所の紛争に飛び出していく為、欲しいと言うから貸してやってる事をはっきりさせるべきでしょう。外務省や岡崎某の様な追従以外に何のヴィジョンも持たない従米ポチが慌てるのは仕方ありません。
本音で言えば、たとえ目的が日本を守る為でなくても米軍のいる限り中国が沖縄に手が出せないのも事実です。守って欲しい日本と、足場の必要なアメリカ。先に本音を吐くのはどちらでしょうか。今の日本には諸国民の正義に頼って生き抜く為の戦略も外交も、降りかかった火の粉を払う戦力もありません。時間が必要です。アメリカだっていきなり明日全て撤退なんて出来ません。軍には軍の都合があります。アメリカにも時間が必要です。落とし所がどこかは判りません。一つだけ明らかなのは、日本がいてちょうだいと頼む前にアメリカに足場が欲しいと言わせるタイミングを計る必要があるでしょう。
アメリカでも世界に野心を持つ、お勉強をした人達(エスタブリッシュメントと呼ぶのでしょうか)はDQNとは別の本心を持っています。今まで日本に恩を売るため、沖縄に居るのは日本を守る為では無い、アメリカの都合だと本音を出すのは憚られました。エスタブリッシュメントと軍はアメリカ国内でも、難しい話の嫌いな人達にアメリカ自身の都合だと説明せざるを得なくなる可能性も出てきました。この点においてのみ、好機と考える事も出来ます。
ゆくゆくは駐留を無くしたい、ただ今すぐ全てを無くす事には無理も有ります。暫時そうした体勢を作っていく間、日本の為にいるのか、アメリカの都合でいるのかは事態を左右します。
昔はアンプの下にもプレイヤーの下にもゴムの足が付いていました。置き台との振動の伝播をたち切る為、ターンテーブルを箱からバネで浮かす物もありました。完全な平面ではない床や棚の上にスピーカーを置いてもガタが出来る物です。直接置けば傷も付きます。スピーカーを買うと底に貼れとフェルトの足が付いて来たりしました。こうしたゴムやフェルトの足をインシュレーターと呼ぶのは間違いじゃ無いと思います。
何時からか、スパイクで分布荷重を集中荷重にして作用点を明確にしたり、明確にした作用点から柔らかい物を排除することが良い音に繋がるとの意見が増えて来ました。力の逃げる材料を排除して、剛性の高い材料をブロックやスパイク等の足に使うのは、伝わる力のロスを無くしたいと言う事だとすれば、この足をインシュレーターと呼ぶのは如何な物でしょうか。
インシュレーションとは熱や音、振動の絶縁あるいは減衰を意味します。力の伝達を明確にする物だとすれば絶縁、減衰とは逆の意味になります。建築では断熱や遮音の為のグラスウールをインシュレーションと呼びます。インシュレーターなら絶縁器あるいは減衰器となるはずです。こうした意味を無視して機器の足全てをインシュレーターと言い換えてしまった事に混乱の元があります。
前からおかしいと思っていたのですが、英語を使う国ではこうした足をどう呼ぶのかが判りませんでした。
エキップメントサポート、こうした例を見つけました。機器から置く場所への垂直荷重をロス無く繋げるためのスパイクやブロックをインシュレーターと呼ぶ例が英語を使う国であるのかどうか、ご存知の方がいらっしゃったら教えて頂けないでしょうか。
もし大地の剛性が高くて一切の振動の無いものであれば、大地とリジットに繋ぐのも意味がありそうです。実際には車が通る度に揺れています。浮かす様な支持が良いのか、直に繋ぐ事が良いのかはここでは触れません。色々な条件で事態が変わる事を無視して一方を選ぶ事に無理があると思うからです。ここでは英語を使う国での事情を無視して日本国内の事情だけでデタラメな片仮名を使う事の可否を問いたいと思います。
安室奈美恵の真似をする人をアムラーと呼ぶ事がありました。これは他所では通じない日本語なのだとの理解があれば間違いだと思いません。私の意向とは別に、常に新しい言葉で日本語は変化して行きます。けれどゴスペラーズと自ら名乗るのは許せません。グループ名として日本で名乗るのも腹が立ちますが、アメリカに出かけて名乗った時には死んで欲しいと思いました。ゴスペルってどういう物か自分たちの歌とどう違うのか気がついていたら、少しでもゴスペルって音楽に敬意があったら、裸足で逃げ出して二度と現れて欲しくありません。ゴスペルってゴッドスペルの詰まった物だそうです。
クラブマンって名前のオートバイ雑誌がありました。メーカーの作ったバイクをそのまま売るのでは無く、店が手を入れたものを売ったり。お客の持ち込んだバイクに手を入れる’カスタム’を売りにする店や人をカスタマーと呼んでいました。英語だとカスタマーってお客さんの事になると思います。私たち英語を良く知らない、英語を母国語としない人間が怪しげな片仮名を使うのにはもう少し遠慮があっても良い気がします。
2016-05-02 カテゴリー: AUDIO, motorcycle, 言葉 | 個別ページ | コメント (0)