何十年も聴く音楽が変わっていないという話をしました。だのに知らない事がまだ出て来るんですね。クラプトンの461 Ocean Boulevardの中でも好きなPlease be with meがDuane AllmanとCowboyのカバーってのは知ってました。けれどレイラの中のNobody knows you when you're down and outは、あまりに有名なスタンダードナンバーですから、他の人のバージョンが沢山聞けます。けれどクラプトンバージョンと同じ仕立てであの曲を聴いた事がありませんでした。だからあのアレンジはクラプトン自身によるものとばかり考えていました。DuaneとGreggのこの曲を初めて聞きました。1968年録音だとするとレイラより前ですね。完成度はレイラ版に譲りますが曲の骨格はそのままに思えます。レイラに入っているこの曲は、Duane自身による再演と呼ぶべきでしょうか、だとすればこれまで考えていた以上にレイラの中でのDuaneの存在が大きなものだったのでしょう。ウィンウッドとクラプトンでこの曲を聴いた事がある様な気もします、あれは何時の録音だったのでしょう。DuaneとGreggのこの曲をご存知でしたか、私は知りませんでした。でもこのAllmanバージョンもその前のスクラッパーブラックウェルバージョンによる所が非常に大きい気がします。
Sweet Home Chicagoもこの人のココモブルースが元だしな。もう一回聞き直して見ようかな。You Tubeの御蔭で知らない事が沢山出て来ます。その場で聞けちゃうんだから凄いなぁ。昔だったらどこかの記事を読んでも、音を聴くのにはレコードを捜したりで大変でした
その後、YouTubeの御蔭で色々な人のこの曲を聴きました。其々がバラバラの方向を向いている様に感じていたのですが、ベッシースミスバージョンが元だとすれば、ベッシースミス〜スクラッパーブラックウェル〜オールマン兄弟〜クラプトンのラインが一番原曲に素直な解釈に思えて来ました。
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