やっぱりね。ちゃんとオスプレイが積める様になってるんだ。
皆さんオスプレイに反感が強いのは判ります。けれど、小さな輸送機ひとつ替えてもらっても良いだろうぐらいのお考えではないでしょうか。空母だミサイルだ戦闘機だのの装備に比べて大した問題に見えないのかも知れません。
実際に弾を打ち合う戦争や、そこまでは行かない戦略上の鞘当てでも、前線で弾を打ち合う兵器以上に大切なのは兵站です。
紛争地や前線にどれだけ早く届けられるかが大事だとすれば、足が短くて遅いヘリコプターに比べて、ずっと遠くからヘリコプターの倍のスピードで兵力を送れるオスプレイは戦闘機の世代交代よりずっと大きな意味を持ちます。アメリカ軍の戦略上、核兵器以上の必要があっての事です。アメリカ軍全ての根幹に係わる問題です。
オスプレイの否定はアメリカ全軍の否定と同義です。否定する以上はそこまでのお覚悟が必要です。
沖縄の負担を考えればアメリカ軍の駐留そのものに反対すべきです。その前にオスプレイだけ反対しようという所は姑息と言うよりナイーブで情緒的とみるべきなのかな。
日本にとっても、今までヘリコプターに頼ってきた対潜哨戒のある部分をオスプレイに切り替えることで増強の続く中国潜水艦にたいする牽制になります。日本も核兵器を持とうなどと言うお考えよりはこうした牽制の積み重ねが日本には必要だと思います。
オスプレイに対潜哨戒機能を付ける話を聞いた事は有りませんが、必然に思えます。
日本では良い意味に使われることの多い’ナイーブ’ですが、此処では勿論否定的な意味です。
代表的な例としてあちらでは、アンリ・ルソーをナイーブと言います。(日本では素朴派と訳されます)アカデミックな訓練も思想も無い素人の空想と言った侮蔑が込められています。従来の価値からは別の所に彼の絵の価値がある事を知る為ににはまず旧来の価値からは侮蔑の対象である事を認めなければ、彼の絵の価値を本当に知る事にはなりません。
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