外に出た時、極くたまに、それも余程時間がある時しかレコードショップ(CDショップと呼ぶべきでしょうか?)をのぞいたり出来ません。
それが気の向いた時にいつでも、ありとあらゆる音楽ソースをダウンロード出来る。i-tunesはあまりに危険な存在です。長い間忌避してきましたが、i-phoneを使ううちに心理的な抵抗をそがれてしまいました。
手持ちのCDを読み込んだりしている内にストックも貯まって来ました。LPやCDに比べて使い勝手の良いi-tunes上の音楽ライブラリーを既存のオーディオにも繋げて見たいと思いました。巷で噂のUSB-DACはPCとオーディオの位置が離れていて難しい。困っていたら、H氏からairmac expressを薦められました。
無線LANに興味が無い所為で気付きませんでした。離れたオーディオに無線を飛ばしてPC上のソースを鳴らせます。
簡単に音が出たと見栄をはりたい所ですが、設定には苦労しました。二日やって諦めてappleのサービスに頼りました。30分程電話に付ききりで教えてもらって、やっと音が出ました。
音については稿を改めるとして、今日はそのデザインについて。
赤塚不二夫のお巡りさんの様な繋がり目ん玉がAC100Vの端子です。これは良しとしましょう。もう一つの手前の端子が何だかお分かりでしょうか。
壁付きのコンセントに直接差すプラグと、遠くのコンセントまで延長できるコードとが差し替えられる様になっています。
延長時のアースを使う時のみに使う端子でした。単なるアース端子とは思えない手の掛け方です。
小さな箱に無理矢理押し込まれた機能の数々、けれどたかがアース端子ひとつへは異常な偏愛。
(もちろんプラグ側に設けられたレールに食い込むスライダーを兼ねています)
無駄かも知れませんが、私は気に入りました。