アップルのプロダクトデザインにおけるブラウンの影響については何人かの人が触れています。好意的なものから物まねアップルとの非難まで、態度に違いがあっても内容は同じです。
成る程ねと思うモノもあれば、本当に真似かなぁ。こじつけにしか思えないという組み合わせもある様に思います。
日本の家電屋さんに勤めるサラリーマン達がブラウンのデザインも知らずに訳の解らない仕組みで形をなし崩しにする事を考えれば、(現行の家電の中に尊敬に値する形という結果を捜すのは困難です。ブラウンでさえ昔ながらの電卓や時計以外最近の製品は日本製と変らぬウンコです。)ジョナサン・アイブスがもしブラウンを意識していて、その結果、形や考えにある経緯が読み取れるとすれば、好ましい話であって非難の対象には思えません。古典に学ぶ事は大事だし、それを教養、マニエリスムとするか、又は物まねとするかは文脈次第です。
私にとっては身近でけれど古めかしい美意識が今時脚光を浴びるとは思っていませんでした。もし彼が引きづり出してくれたのなら御礼が言いたい所です。
http://gizmodo.com/343641/1960s-braun-products-hold-the-secrets-to-apples-future
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