ジャズファンでも、ジャズに詳しい訳でも無いけれど、好きなレコードは沢山あります。
60年代に耳にした事はあっても、子供の私は我が事として受け止める事は出来ませんでした。
大部分のレコードは後年、追体験をしたものです。
ブルーノートやインパルス、ヴァーブも全て再発版です。
50年代60年代の黄金期を共有出来なかったのは残念ですが、まだ元気だったジャズジャイアンツの70年代に立ち会えたのは幸運だったと思います。
パブロはノーマングランツがスイスに移住して、ヴァーブを売った後、73年に始めたレーベルです。
当時、録音が良くて話題になりました。
名盤に事欠かないベイシーですが、パブロの’ベイシービッグバンド’も好きな一枚です。
なんで、こんな事を言い出したのか。
昨日ピカソ展のただ券をもらって六本木まで出かけて来ました。
リトグラフの中にパブロのマークを見つけました。
パブロってピカソのパブロだったんだ。
そう言えば、当時そんな話を聞いた事があったような気もします。常識ですか?
感心をして尊敬はしても、あまり欲しいと思う事の無かったピカソですが、魅力的な実物が沢山ありました。
ほんの、10年か20年の間に青、ブラック、ブランクーシ、フジタ、新古典、マチスと、ありとあらゆる要素とスタイルを取り込んで、それ以上に自分自身で有り続けるピカソには心底あきれました。入り口のピカソの写真、凄く格好がいいです。
比べられるのはマイルスぐらいじゃないかなんて思います。
名前のパブロには別の由来があって、パブロつながりで、ピカソのリトグラフの中からマークを選んだとも考えられますね。どうなんだろう?
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