秋葉原の事件については、あまりに色々な人が色々な話をしていて、私自身で何かを考えるという事もしていませんでした。
MADCONECTIONへのakiさんの書き込みを読みました。
解雇されると思い込んだのは犯人自身の誤解だと思っていました。
けれど派遣が全て解雇される予定が実際に存在していた事。
彼の勤めていた工場がトヨタそのものであった事。
この二つの事実を私は知りませんでした。
名も知らない工場で、勝手に勘違いをした犯人が狂気に走ったのと、
日本を代表する企業に一方的に解雇されたのでは、
少し、印象が違って来る様に思います。
情報操作とまで言っていいかどうか、単にトヨタはラッキーだったのでしょうか。
もうひとつ。
居酒屋タクシー自体がそんなに大きな問題とは思えません。
毎晩、電車が無くなるまで働いてるひとは多いと思います。
そのうち何割が何万も掛けてタクシーで帰れるのでしょうか。
何万もの交通費が税金で支払われている事が問題だと思います。
増して、飲んで帰るタクシー代が公費で賄われたり、お姉ちゃんを送るのに使われるのは論外です。
こっちも論点がそらされている気がします。
派遣をクビ?そのぐらいなんだ、と思えなければ世界一にはなれませんってことでしょうね。
今年は鋼材高騰と為替の影響で売上大幅減の見込みとか。派遣に限らずもっともっとクビが飛ぶのでは。。
投稿情報: UMAGURUMA | 2008-06-17 23:58
犯人の肩を持つ気は毛頭ございません。派遣が解雇される事にも仕様がないと思います。
けれど、この事件の前からあるワーキングプアとそれを生む社会構造の問題について、トヨタの解雇が原因だとすれば、格好の口火となる可能性もあったと思われます。
好景気の最長記録だとか、各企業は未曾有の収益だという話もそろそろ終りという事でしょう。身の回りで好景気という実感を一切持てないままでした。
投稿情報: kawa | 2008-06-18 01:39