入院中に読んだいくつかの週刊誌で、書評欄に載っているのを見た。
退院してから、何件かの本屋で聞いてみたのだけれど、どこでも売り切れだった。
新宿の紀伊国屋にはさすがに置いてありました。
値段も確かめずに頼んで、手元に届いた本の分厚くて立派な事にびっくり、3200円もする。
よっぽど、ほとぼりも冷めた頃、古本を捜そうかとも思ったけれど、期待が大きくなり過ぎて、返す事が出来なかった。
16世紀にインドから木綿が届くまで、ヨーロッパには(日本で一般的になったのも同じ頃のようです)麻とウールしか無かったと聞いて、何と不便な事だったのかと驚いたばかりだった。
絹もお茶も胡椒も、紙と印刷もアジアから、コーヒーも無い、ジャガイモも無い、トマトソースも無い。
地中海世界を超える世界帝国だったローマの後、アラブに比べて、貧しくて野蛮で何も無い辺境ヨーロッパ(持っていたのは凶悪な一神教と病気だけ)を豊にしたのは、全て征服された新世界からの恵みだったのだ。な〜んて、読む前から期待は盛り上がるばかりだ。
定価3200円に消費税で税込み3360円でした。お詫びして訂正します。
これは読んでみたい本ですね。まずは、amazon に注文であります。
投稿情報: AKi | 2007-10-25 22:24
amazon。その手がありました。
捜してみたら、古本の値段が定価より高い。5975円だって、こんなことってあるのかなぁ。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4140812508/ref=sr_1_olp_1?ie=UTF8&s=books&qid=1193323397&sr=1-1
定価は3200でも、税込みだと3360円でした。訂正します。
チャールズC.マン著
1491
日本放送出版協会
でした。
投稿情報: kawa | 2007-10-25 23:48
書店で手にとって....買いました。
厚くて立派な本で驚いてしまいました。まだ、読んでいませんが楽しみです。
投稿情報: AKi | 2007-11-05 12:30
これから読む人に内容をばらすのは慎むべきではありますが、沢山のお話の中で一つぐらいは許して下さい。
ヨーロッパに綿が知られたのは13世紀、広まったのは18世紀だそうです。訂正しなくちゃ。
投稿情報: kawa | 2007-11-05 20:21