引っ越しの後、その後も色々な物が出て来た。今日はカンパニョロのザック。
当時サンプレックスだのユーレーだのはどちらかと言えば、趣味の世界の嗜好品。
本気で走る人たちにとってはなんと言っても、カンパニョーロが一番偉かった。カンパのフルセットと聞いたら思わず平伏する世界だった。
今はむしろ本気の人達はシマノでカンパなんて趣味の世界にしか生き残れないのかも知れない。
私も本物が欲しかったのだけれど、私に買えるカンパニョーロはこれぐらいだった。
それでも大きなロゴマークが凄く嬉しかった。
もうひとつは大学に入ってから、クラブのマネージャー達が作っていたのを分けてもらった。
(クラブのマネージャーという日本語も英語のマネージャーとは随分意味が違う、よそでは通じないんだろうな。)
私はカンパには無縁でありました。自転車は好きでも走るのは二の次というもんでありましたので。
ところが、実はカンパニョロの部品のついた自転車があるのです。
私の唯一のマウンテンバイク(あの頃一番廉価な)、ゲーリーフィッシャーの Hoo Koo E Koo のヘッドが壊れてしまったことがあったのです。それを修理する段になって、壊れたヘッド金物がイタリアン(このイタリアンなる呼び方も初めてでしたが)だったということで、その店にあったカンパのヘッド金物に変わってしまったのです。
台湾製の Hoo Koo E Koo には似合わない、高価な部品でありました。
投稿情報: AKi | 2005-11-30 16:32
昔、欲しかった椅子はまだあきらめてはいません。
でもカンパはこのザックひとつだけで、一生無縁なのでしょう。もう悔しくもありません。
シマノがカンパに圧倒的な差をつけたのは、ロードレース以外ではマウンテンバイクの発展に付き合った事が大きかったと聞いています。
実は、今カンパがどんなものを作っているのかも知りません。
カンパはマウンテンバイクの世界とは無縁なのかと思っていました。
ところで、イタリアンなヘッドってどういうものですか?
投稿情報: kawa | 2005-11-30 19:04
「イタリアンなヘッド」ってなんだか私もよく分かっていないのですが....。
甲州街道沿いの調布の「神金自転車」といいったと思いますが、修理をお願いしたら、最初、主人は自分が売ったもんじゃないし、という感じだったのですが、「極東(ヤクザではありません、確か自転車屋)さんにも、お世話になっているし」とかいって若い衆に、直してやれや、ということになったのです。
そしたら、適当なヘッド金物を取り出し取り付けようとしたのですが、突然若い衆が「こりゃ、イタリアンですぜ」と言いだしたのでした。どうも口径、あるいはネジの規格がイタリアンというものだったようです。それに合うのは、カンパニョロ......というわけで、廉価版マウンテンバイクに身分不相応なカンパと相成ったわけであります。なぜか.....はよく分かりませんが、台湾のメーカーがいい加減なカンパの偽物の部品構成で、作ったもんじゃないかと.....思っています。
投稿情報: AKi | 2005-11-30 21:27
成程。半分ぐらいは分りました。
一部分かもしれませんが、そのものは真正カンパなわけですね。
すごい。
未練などないつもりでしたが、
チェンホイールぐらい持ってたらやっぱり嬉しいだろうな。
いや、ボルト一本でも持っていたら自慢するかもしれません。
いまだに昔の部品への憧れもありますが、モリブデン鋼のラグレスフレームに全て軽合金の部品の付いた自転車が3万、4万で買える今は昔から考えると夢のようではあります。
投稿情報: kawa | 2005-12-01 00:45