勿論、トーネットではない。多分、秋田木工かどこかの偽物だと思う。
本物はコルビジェが多用したことで有名。脚が楕円断面のガラステーブルにはこれの本物を合わせるのが正解だそうだ。
東西ドイツの分断と統合のせいで何種類かの工場があって、本物にも、何種類かあるらしい。
日本の代理店から入っている本物は、ラインがモダーンでクリーンに整理されてしまっている所為で、少し古めかしいこの偽物にも、愛着がある。
随分前に下北沢の古道具屋で一脚1500円で二脚買った。
その後、座の籐が切れてしまって、一つは捨てた。未練があって使えないまま、一脚だけ残してある。
秋田木工に聞いたら、お金をかければ、修理も出来るのだけれど、今は籐の質が悪くなって、直ぐに切れてしまうのだそうだ。
直せる所があれば、ちゃんと直してやりたい。
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