在学中に設計したアパートの借り主から、排水が臭いとクレームがあった。
大家さんがクラシアンに見てもらった所、出張工事に3万だか4万、それだけでは完全に直らないので流し台を替えると15万、ガス台も合わせて変えると20万という見積もりが出て来た。
勝手に流し台を変える訳にも行かないと、大家さんから私の所に電話があった。見に行くと。ダブルシンクの接続排水ホースにヘドロがたまって臭い。
床下の排水からも臭いがあがっているようだ。接続ホースを洗って、床からの立ち上がりとホースの接続をビニールテープで巻いてふたをすれば済む話だと思う。
流し台を何故替えなければいけないのか分らない。
これで20万はいい商売だ。何も雑誌で見るような斬新なデザインだけが私達の仕事ではない。こうした時に役に立つのも、私達の仕事だ。
設計料が工事費の中に含まれる時には、お客さんと工事者とが揉めた時にも助けられない。
工事費とは別に建築家と契約をしてあれば、強い味方が増える事を沢山の人に理解して欲しい。
本当は私達がわざわざ出て行かなくてもこう言った業者がキチンと仕事をしてくれたほうが楽なんだけど。
昔から、何となくあのコマーシャルにはただならぬモノを感じていた。見事に期待に応えてくれた、クラシアンに感謝したい。 絵に書いたような展開で、なんだかうれしい。
クラシアン
あわてて検索してみると、何も今回だけの話でもないようです。
PS
今日別の業者に修理に行ってもらった。その日の夜中にでもと言う訳には行かなかったけれど、材料出張工事費合わせて12000円という報告があった。2005年8月30日。