去年からのブルース年にちなむ映画では。ブリティッシュロック好きにはレッド ホワイト&ブルースがお勧めだ。私自身はチトリンサーキットの様子が見られた、ボビーラッシュのロードトゥメンフィスが興味深かった。でも誰にでも薦められる訳でもない。
けれど真打登場、ライトニングインアボトル、これはどなたにもお勧めできる。特別ブルースに興味のない人にも、まず喜んでもらえると思う。各々が一曲づつなのが残念だけれど、どれも良い出来だ。
面白いところではナタリーコールが予想外に良い。ヒューバートサムリンも彼のセンスの良いギターをこれだけまとめて聞けるのも珍しい。一緒に歌っていた何とかヨハンソンやエアロスミスの二人は少し可哀想、役者が違い過ぎる。その点ボニーレイットは大したものでちっとも見劣りしない。(エルモア本人と比べたりしなければ)
何人かが歌っていたボビーブランドも本人がいないのが残念だった。ロバートjrロックウッドも楽屋にはいたけどステージにでてきたかなぁ気が付かなかった。
ロック・ジャズ・ブルースを通じて過去30年聴いて来た中で、ギターはなんと言ってもバディガイとオーティスラッシュこの二人が現役では一番上手いと思う。ラッシュがいないのがブランド以上に残念だ。長嶋茂雄がボールを打てるようになるとは思えない。脳硬塞のラッシュのギターはもうもとに戻らないのだろうか。
"lightning in a bottle" を渋谷で見てきました! Bonnie Raittは登場した時の表情を見ただけで胸にぐっときてしまいました。あとは いかりやチョーさん似のClarence "Gatemouth" Brownが フィドルでお遊びしている楽屋からしてスゴイなと思いましたが、この人のギターが小生としてはよかったであります。教えていただき有り難うございました。
投稿情報: いのうえ | 2005-04-24 22:37
日本にも来ました。もう随分前ですが、ゲイトマウスブラウンを初めて見た時は私も随分驚きました。レコードジャケットの彼はズートスーツでもっと不良系の色物かと思っていたのですが、テキサス系の硬質なギターも素晴らしいのですが、バイオリンからフィドル、どんな楽器もこなすし、ギターで鳥の真似をするはカントリーをやるは口八丁手八丁驚愕テクの色物でした。もっとも本人はブルースにくくられるのが大嫌いなのだそうです。実物はレコード以上に凄い人です。お目が高い。
投稿情報: kawa | 2005-04-25 12:22
失礼バイオリンとフィドルでは複数の楽器になりませんね。後は何をやってたかな、思い出せません。とっかえひっかえ色々やるのに驚いたことを覚えています。
投稿情報: kawa | 2005-04-25 12:36