又、電動自転車を見つけた。今度はイタリア製、全体の構成は一見、以前の中国製にも似ているが、足元のペダルクランク廻りが遥かに整理されている、これなら漕ぐ気になるかもしれない。一番違うのはモーターがフロントハブ内ある所だ。ナンバー無しですむのかどうか、逆に言うとただの自転車よりどれだけ楽なのか、心配もあるけれど、今までの中では一番、構成に無理がない。良く出来ているけれど、イタリア製で29万円、中国製は確かに安かった。
PRIMA Joe fly
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又、電動自転車を見つけた。今度はイタリア製、全体の構成は一見、以前の中国製にも似ているが、足元のペダルクランク廻りが遥かに整理されている、これなら漕ぐ気になるかもしれない。一番違うのはモーターがフロントハブ内ある所だ。ナンバー無しですむのかどうか、逆に言うとただの自転車よりどれだけ楽なのか、心配もあるけれど、今までの中では一番、構成に無理がない。良く出来ているけれど、イタリア製で29万円、中国製は確かに安かった。
PRIMA Joe fly
2005-03-31 カテゴリー: bicycle | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
英国のクラシック人気ベスト20がメールマガジンに出ていた。
1. Rachmaninov - Piano Concerto No 2 in C minor
2. Vaughan Williams - The Lark Ascending
3. Mozart - Clarinet Concerto in A
4. Beethoven - Piano Concerto No 5 in Eb
5. Bruch - Violin Concerto No 1 in G minor
6. Beethoven - Symphony No 6
7. Elgar - Cello Concerto in E minor
8. Elgar - Enigma Variations
9. Jenkins - The Armed Man
10. Grieg - Piano Concerto in A minor
11. Beethoven - Symphony No 9
12. Rachmaninov - Symphony No 2
13. Vaughan Williams - Fantasia on a Theme by Thomas Tallis
14. Saint-Saens - Symphony No 3
15. Barber - Adagio for Strings
16. Sibelius - Finlandia
17. Pachelbel - Canon in D
18. Bizet - Pearl Fishers' Duet
19. Holst - The Planets Suite
20. Rachmaninov - Rhapsody on a Theme of Paganini.
如何ですか、あなたのお好みは入っていましたか。
無知で済みません。ジェンキンスなんて知らない名前もあるし、
他にも幾つか不思議な所がある。
ヴォーン ウィリアムスって日本だと滝廉太郎が入ってるみたいなことなんだろうか。
一番分らないのはラフマニノフの人気だ。
素人のたわごとと赦して欲しいのだけれど、
初めて聴いた時に、このチャイコフスキーは出来が悪いなと思ったのを覚えている。
バッハ、シューベルトもチャイコフスキーも入ってないんだな。
絵でも、放っておくと、ターナーと馬の絵ばかり集めたりするからなぁ。
本当に彼等のことは良く分らない。
フランスやドイツ、イタリアの好みも聞いてみたい。
2005-03-30 カテゴリー: music | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
1970年、ついこの間のように思っていた。この映画を見なければ、もう大昔の話なんだと気が付かなかったかも知れない。
映画の中の人間の言葉や風俗に共感というより、時代の流れを感じることの方が多かった。
70年代にはウッドストックの他にもいくつか音楽の映画があったけれど、とても退屈で閉口することが多かった。少し心配をしながら見に行ったのだが、まったくの杞憂だった。
ザ バンドのザ ウェイトだけでおやじはグッと来てしまった。
ジュニアウェルズのいないバディガイは若くてむちゃくちゃカッコ良い。
ジャニスはやっぱりとんでもなく凄い、後ろのバンドもレコードの様に調子をはずしたりしないし、本人も絶好調、おまけに動く。
やっぱり、昔は良かった、大回顧モードに突入してしまった。
暫く前にNHKでホテイという人がギターをひいていた。若い人のギターヒーローなのだそうだ。私も30年昔にジェフベックのブローバイブローを聴いていなければ感心したかもしれない。スタジオで我らがヒーローに陶酔しきっている若い人たちに30年前のそっくりなレコードを聴かせた後も彼はヒーローでいられるのだろうか。
誰でも自分の属するところ、持っている物、して来た事を、肯定しないと生きていけない。迷惑なおやじの昔話も、若い人の熱狂も、愛国心も、皆、同じ仕組みじゃないだろうか。
迷惑な昔話だとは思うけれど、違う世代にも、騙されたと思ってジャニスを見に行って欲しい。本当にすげぇんだから。
2005-03-24 カテゴリー: motion picture, music | 個別ページ | コメント (2)
久し振りにジェリーガルシアを聴いた。ラジオでマイトアズウェルが、かかっている。これはグレイトフルデッドではない彼の個人的なアルバム(REFLECTIONS)でデッドより大分後、高校を卒業してから買った覚えがある。
暫く前にジャニスの今までのレコードとは違う録音が出て来た、という話を聞いた。CDが出たはずだ。その時の演奏旅行はジャニスだけでは無しに、バンド、デッド、バディガイその他大勢の参加した大演奏旅行だったらしい。ジャニスのレコードの次にはその時の映画も公開されるという話なのだ。70年だとすればラジオでかかったマイトアズウェルより大分前の話だろうに。まぁいいや。
今年は、ライトニングインアボトル、レイ、と見たい映画が山積みだ。
Festival Express
PSその後、マイトアズウェルはまさにこのトゥアーのことを歌った歌だったことに気が付いた。
2005-03-18 カテゴリー: motion picture, music | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
子供の時からやみくもに自動車の絵を描いてきて、子供のいたずら書きとは違うプロの絵をまとめて見ることができたのは、中学の時に穂積和夫の自動車のイラストレーションという本を買った時が初めだった。それ以来、今では自分で描くこともないけれど、人様の描く自動車の絵が常に気になっていた。中学生にとって、ジウジアーロのレンダリングはラファエロより大事だったのに、この年になって見るとルネッサンスの絵画と比べられる様な自動車の絵などはひとつも無かった。そこまで行かなくても、商業用のイラストレーションもカーデザインのレンダリングも含めて上手な人はたまにいても。下品にならない人となると本当に少ない。そんな中で永年ドライバー誌の表紙を描いていた松本秀実氏は下品になることがない、そしてべらぼうに上手い。そしてカーデザインのレンダリングに関して言えばオペルの児玉氏だろう。NAVI誌に毎月載るレンダリングを毎回楽しみにして来た。一冊の本になったのを早速買い入れた。
松本秀実
HIDEO KODAMA gallery
2005-03-15 カテゴリー: automobile, books | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今でこそ、オートバイのメーカーは4社にしぼられたけれど、戦後日本の復興期にはそれこそ雨後のタケノコのように、100を超えるメーカーがあった(一説に依れば200とも)。戦前は極少数の金持ちの道楽だったオートバイも、山のような荷物を荷台に載せられたり、リアカーを引かされたりした。町工場に毛が生えた程度の多数のメーカーがそうした需要に応えて、日本の復興に貢献した。中でも浜松からはその後の日本を代表する企業が幾つも育っている。(日本中にあった100を超えるメーカーの中で残ったバイクメーカーは4社のみ、内3社が浜松ってどういうことなんだろう。)
ライラックも戦後、浜松でおきたメーカーだ。花の名前の自動車といえばロータスを思い出すが、ライラック(丸正自動車)は創業者伊藤正の藤が名前の由来だ。
本田宗一郎のもとで働いていた伊藤は本田の後を追って独立する。彼等の創業当時の逸話は沢山残っている。ただ、彼等は町工場からの叩き上げの職人に過ぎない。単なる修理とはまるで違う、新しいモーターサイクルを作ったのは彼等の下で働いた次の世代だ。
それぞれのメーカーで、何も無い所から世界を席巻するモーターサイクルを作り上げたのは東京の大学出ではなく、皆、地元の浜松工専(現静岡大工学部)の卒業生たちだ。戦前からの織物工業で織り機を作る工業力と、それを支える教育が戦後、本田や伊藤の起業精神を助けた。浜松工専がなければ世界中を日本のオートバイが走リまわることもなかったかもしれない。
戦後、荷台の頑丈さと故障の無いことばかりを追い掛けて来た中で、父ちゃんが商売で乗る車の次に、兄ちゃんが遊びに行くバイクが売れはじめていた。ホンダCB72の発売は1960年の頃だろうか。
次は、姉ちゃんが買い物に行けるラクチンバイクだ。この画期的な発想が早すぎたのだろうか、販売経路の開発に苦労していた。そこにスクーターで大きな市場を持っていた三菱がその商品のラインナップを広げようとOEMの声を掛けて来た。ライラックは新しい工場を建ててモペッドをつくったが、大型のスクーターそのものの売れ行きが下がっていた三菱はもう二輪を売る気もなくしていた。大きな投資を回収出来ずにライラックは倒産する。
タイヤや全体の大きさ、プーリーや遠心クラッチをエンジンと一体にしたスイングアーム。その後ホンダやヤマハが出す形はこのライラックモペッドでほぼ完成している。
ライラックモペッドの発売は1961年、ロードパルやパッソルは1976年。15年早かったのかも知れない。
日本で作られた二輪の中でも綺麗だと思うのは身びいきが過ぎるだろうか。なくなってしまった会社のひいきをする人も、もういない。一人ぐらい構わないだろう。
PS写真の車は、三菱ブランドで売られたシルバーピジョン・ゲールペット。前輪の両側にフロントサスがついている。ペパーミントグリーンとアイボリーのツートーンだけれどライラック版はアイボリー一色。前輪のサスは本来片持ちで車体左側から見ると前後のディスクホイールから車体が浮いた様に見えるはずだった。(工芸ニュースの試作車やライラック版の写真を見て欲しい)しゃれた片持ちを、壊れそうに見える、両側にあった方が丈夫そうで売りやすいなどと,デザイナーの意図を踏みにじるような注文を付けておきながら、三菱は売る努力もしなかった。
(三菱の所為で大きな投資が回収出来なかった事は事実だが、それが無ければ売れまくったかと言われればそれもどうか。KAKの関わる前、ライラックのドル箱だったベビーライラックは、物を運んだりの実用性もセールスポイントだった。ニューベビーライラックという後継機種をKAKで手掛けたが、スタイリッシュで華奢に見えたそうだ。これが売れずに、デザインなんかにお金を掛けるからだと揶揄されたそうだ。)
ライラックをキーワードにこのエントリーにいらっしゃる方もいる様なので、ついでに一言。CF40というとスーと名前のついた車を売った様に思われがちだが、その事実は無い。そのままでは実用車然としたCF40の、ナンバープレート風サイドカバーを活かしてスポーティーなショーモデルを仕立てたのはライラック側デザイナー林さんで、SUEと入れたのは、KAK側のデザイナーがショーモデルだけに施したシャレだ。(2011 9/19加筆訂正)
CF40のタンクのグリップカバーとシリンダーのヘッドカバーフィンとの関係、リアブレーキロッドのロケット型の蝶ナット、ビクトリア・ベルグマイスターの真似と言われるランサーのエンジンもベルグマイスターと良く見比べて欲しい。随分と格好が良くなっているはずだ。LS38やR92のえぐれたタンクやナンバープレート型サイドカバーの他にも、どこの真似でもないデザインを良く見て欲しい。
2005-03-11 カテゴリー: motorcycle | 個別ページ | コメント (10) | トラックバック (0)
ルノーは日産と、プジョーシトロエングループはトヨタと組むのだそうだ。ベンツのAが中身はコルトで、シトロエンの新しいC1はトヨタのヴィッツなのだそうだ。ハイドロでなければシトロエンではないなどとは思っていない。AXはAXでとても楽しい車だったし、サクソも106とは微妙に違うし。それはそれで楽しみだと思っていた。出たばかりのヴィッツは中々カッコ良い、特にサイドウィンドウはとても良い。中身はトヨタでも足廻りの味付けをやり直してもらえればいいなと思っていた。けれど、これはあんまりカッコよくないな。ヴィッツの方がかっこ良くて値段も半分だったりするのだろうか。そういえばベンツのAってコルトとどのくらい値段が違うのかな。中身は日本製の高いデジカメもライカって書いてあると欲しくなったりしちゃうのだろうか。
PS その後C1と同じプラットフォームのトヨタ車はアイゴーという名前だという話をあちこちで聞くようになった。このアイゴーとヴィッツの関係はまだ不明。どこかで調べなくちゃ。
2005-03-11 カテゴリー: automobile | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
CXのページにトラックバックして頂いたお陰でジュネーブショーの新しいC6を見る事ができた。ウィンドウグラフィックにCXやGSを思わせる所があるなと思ったのだが、リアウィンドウがえぐれているのに気が付いた。これはどうやらたまたまという訳ではなく、あきらかにCXを引用してのことらしい。アルファの156の成功あたりから、ブランドイメージの継承として歴史的なディテールの引用に皆さん熱心だ。同じシャーシをいくつかのブランドで使いまわそうとするなかで、違う顔にしようとすれば仕方がないののかもしれない。アルファに関して言えば成功しているし、好感も持っていた。ただシトロエンにはlookbackよりはlookforwerd(この場合、前を見るという意味にはならないのでしょうか?期待するでも勿論構いませんが。)で行って欲しかった。
2005-03-11 カテゴリー: automobile | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
イラクでイタリア人記者がやっと開放されたと思ったら、アメリカ軍に銃撃されて一人が死んで二人が大怪我をした。検問に、スピードを落とさずに突っ込んで来た、という米軍側のコメントもイタリア側から否定されている。
やっぱりな、外務省奥氏の殺害も、百%アメリカだなどと言う根拠は、勿論持ち合わせていない。けれど50%は可能性が残る。なによりきちんとした検証が必要だと思う。こうした時にアメリカにたてついてでも責任をハッキリさせる、地球の裏側で日本人が少しでも脅されたら陸戦隊を派遣するぐらいのことをすれば、国に対する印象も変わる。(外国に平気で軍隊を送る事は勿論許されないけれど)在外公館も内輪の役人の対応や使い込みでのワイン収集に忙しく邦人保護には熱心でない。明治以来、北海道の開拓も、南米への移民も、満州も、二次大戦の軍隊も、国は調子の良いことだけ言って全く責任を取らなかった。棄民あるいは見殺しにして来た。国民一人の生命よりアメリカとの関係を大事にしかねない。
愛国心の教育などと言い出すバカは順番を間違えている。アジアで日本人が何をして来たか、百歩譲ってどう思われているかを、教えないことで愛国心が生まれるとでも、本当に思っているのだろうか。
イラクから救出された女性兵士やプライベートライアンなんて話を聞くとアメリカがその演出に熱心なことに驚く。(成功したかどうかは別にして)
本来、愛国心など食欲、性欲、名誉欲の次あたりにすぐ 湧いて出てきてしまうものだ。何よりアメリカに盲従するのが右翼の本分といったねじれが丁度ふたになっているのかもしれない。国という単位が国民一人一人を大事にしない、幸せをもたらさない仕組みである限り無理だろうな。
2005-03-08 カテゴリー: 言葉 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)