« C1 | メイン | HIDEO KODAMA gallery »

コメント

たまのぱぱ

懐かしいです。ライラックモペットは、私がいままで見たモーターサイクルの中で一番好きな形をしていて純粋に美しいと感じます。高校のころ欲しくてたまりませんでしたが、結局買うことができませんでした。今となってはもう入手も不可能でしょうが、走らせたいというよりも彫刻のように飾っておきたい造形美を持っています。ひとつだけ叶ったことは、1975年ころ、偶然にもこのクルマのデザイナーに出会い、当時の話を少しですが聞くことができたことです。

kawa

御覧になって頂いて有難うございます。
綺麗だと思い込むのも、これで私独りでなくなったわけですね。
私のAS71は三菱になってからのモノで、前輪の片もちフォークから2本サスになってボディとフェンダーも塗り分けられた奴です。
雑誌に載った個人的なコレクションやヤフーオークションで何台か見かけましたが、皆三菱になってからのモノでした。
アイボリー一色のライラック版を見たことがありません。
デザイナー、う〜んどなたでしょうか。
ライラックのデザインをしていたKAKでは個人的な名前を出していません。
秋岡さんかな。ライラック側の林さんかな。
覚えていらっしゃったら、話の内容とお名前を教えて下さい。

たまのぱぱ

書き込みをして、そのまますっかり忘れていました。
遠藤さんという大学の先生をしている方です。
もちろんKAKに居た方なのですが、正確にはデザインに関わったということだけで、その方がメインなのか、やはり秋岡さんがメインなのか、それとも別の方か、
それは聞いていません。他の用件のお話しをしてる時になんとなく出てきた話しです。ライラックモペットのシートに座ったときのお尻の感触が懐かしいともおっしゃっていました。
年がわかってしまいますが、私の高校の時の憧れは、女の子を別にすれば、
ライラックモペットとシボレーコルベアで、その両者ではやっぱりライラックの方が強く、青春の思い出です。

kawa

お待ちしておりました。又のお越しありがとうございます。
成る程、遠藤さんのお名前は聞いた事があります。
極く、片寄った贔屓目だとは、思いますが、ライラックのAS71とDP90ニューベビーライラックは日本の全ての二輪車の中でも特別に綺麗だと思います。
勿論、人気のあるLS38やCF40も好きですけれど。

shio

kawa様
はじめまして、shioと申します。ライラックから辿りつきました。今、まさにライラックc81の再生をしている真っ最中であり、エンジンに火が入った勢いをかって、(昨日)秋岡芳夫展を見てきたばかりです。ライラック目当てではあったのですが、竹とんぼから初期のシューレアリズム絵画、カメラそしてライラックオートバイといった工業デザインなどすべてに通底するデザイン思想に感銘を受けました。知性と情緒を矛盾なく結ぶために感覚(センス)そして手を最高度に働かせることが切実に必要なのだと胆に銘じた次第です。さて、わたくしのライラックはエンジン始動したと云っても車体がこれからであり、参考になる一次資料を探している過程でここに来たのですが。まさに、KAKゆかりのkawa様というということで、これからもお見知り頂きたく存じます。AS71は、実車初めての拝見。未来的で超クール、保守的な三菱には到底理解不能だったことがよく判りました。

kawa

shio様
展覧会をご覧頂いて有り難う御座います。
なんて私が言う筋合いでも無いのかも知れません。
バイクの貸し出しなどでやり取りをする内、
準備の大変さと学芸員の方のお仕事に感心する所がありました。
少しでもお客さんを集めるお手伝いが出来たらなどと感じる様になりました。
バイクをきっかけに他の展示にまで興味を持って頂ければ何よりです。
c81ですか、CF40より球数が少ないのでは無いでしょうか。
貴重なライラックに火が入ったのは朗報です。
こちらこそお見知り置き頂ければ幸いです。

mine

秋岡展でkawaさんのシルバーピジョン・ゲールペットを見てきました!
先に資料写真にあるライラックの両側片持ちの勇姿を見てからだったので、
フロントのサスの立派さに驚いてしまいましたが、
なるほど、そういう理由だったのですね。

Kawa

わざわざのお出かけ有り難う御座います。
二つのディスクホイールに浮いた様に見えるスクーターより腰の高い車体、なんて所が狙いの一つだったのではないでしょうか、台無しだぜって感じです。
工芸ニュースの試作車は未完成ですが作り手の意図は明確な気がします。

マンスール

 たまたま「オートバイグラフィティ」(中沖満著、長沢英夫イラスト)という本を見ていたらAS71の図がありました。流麗なデザインと両輪片持式(当時の技術水準で十分な耐久性を確保できたか疑問ですが)の軽快さに目を奪われました。1920年代~30年代の航空技術躍進期から直結する流線形志向の完成形ですね。ジウジアーロに圧勝してます!
 私、実はあまりバイクに興味はないのですが、これは乗ってみたいし、欲しいと思いました。

kawa

コメント有り難う御座います。中央に大きなバックボーンフレームがあって、またがなければならない所が後の原付スクーターとの一番大きな違いです。只それ以外のエンジンと駆動系の関係やタイヤサイズなどほとんどの要素はここで完成しています。実際に使ってみた上で感じる所は電気系の容量とセルに問題があって、どこでもいつでも女の子がボタン一つで走り出せる訳では無かった点、それから遠心のプーリーとベルトの関係が難しくて、常に気を配らないとスリップを起こしかねない等の問題は有りましたが、片持ち式自体に不安は無かったと思います。前輪についても問題が無かったと聞きました。ベスパやランブレッタの真似と揶揄される事も多いのですが、実物を見てもらえれば別物だと判ってもらえる気がします。

この記事へのコメントは終了しました。