前回はNASとストリーマー、更に別のハブからPC、ルーター、モデム、ネットへと繋げるスイッチングハブを汎用からオーディオ用に替えたら効果が有ったと言う話でした。今まで高くて手が届かなかったオーディオ用に安い物が出て来たと言い換えても良いと思います。
一年程前からLAN接続を光接続にすると良いと言う記事は見掛けましたが、LANから光へのオーディオ用メディアコンバーターはとても高くて縁のない話だと思って居ました。そもそも何が良いのか解って居ませんでした。ここへ来て高いオーディオ用で無くても、汎用の光メディアコンバーター二つ入れて、間に光ケーブルを入れる事で効果があるとの話がネットでも見られる様に成りました。信号の通るNASとストリーマーの間が良いのかなとも思いましたが、オーディオ機器を繋ぐハブからPCなどの汎用ハブへの接続に光ケーブルを入れる事でLAN伝いに乗って来るノイズを切る事が出来るそうです。ネットやPCに繋がる汎用ハブやLANはノイズだらけなのだそうです。10Gtekのメディアコンバーター2台1組がAmazonでは税込8999円、5mの光ケーブル5本組で1600円でした。確かにノイズフロアが下がったと言うのか歪みが減ったと言うのか解りませんが、聴きやすく成りました。ボリュームを上げたく成りました。今までボリュームを回し切ると煩く感じて居たのにもっと上げたく成ります。
試しに1:2の昇圧トランスを挟んで見ました。ハムが出ました。置く場所で雑音が変わります。置き場所を工夫してもハムが消えるわけでは有りません。入力端子のコールド側をPriAmpのアース端子に落としたらパッタリ消えました。昔のMCトランスを思い出しました。今のトランスは出来が良くて音が変わったり、丸くなったりはしません。音量の上がり方も丁度良いと思います。ただ少し太くなって曇る気もします。太くなるのは良いのですが、光ケーブルで良くなった見晴らしが少し曇るのは残念です。
折角買った光ケーブルが5本組だったので光メディアコンバーター2台1組を又頼みました。9200円に高くなって居ました。今度はNASとハブの間に入れました。曇りが少し減って見通しが戻った気がしました。すっかり調子に乗ってしまいました。光ケーブルはまだ有るので3組目の光メディアコンバーターを頼んで今度はハブとストリーマーの間に入れました。確かに良く成りました。
LANケーブル3本だった所に、光メディアコンバーターが6台、それぞれに1台づつのACアダプタ計6台、5mの光ケーブルが3本、LANケーブルが6本。こんなに物と接続箇所が増えるってのが古いオーディオファンにはスッキリしません。接点や仕組みを減らしてストレートワイヤウィズゲインと言うのが古いオーディオでは理想の一つでした。なんだかなぁ〜。
コメント