マルチアンプで組んだホーンシステムのマスターボリュームはMYTEKStereo192-DSDdacに頼っていたのですが、MacOSの更新に対応してくれないのでここ暫く手を付けていません。ボリューム機能のついた別のDACを探していました。ZEN dacにはボリュームが付いている様です。それならホーンシステムにも使えるし、ZEN streamとZEN dacとの組み合わせも聴いてみたいと思いました。ZEN streamだけでも聴こえなかった音が聴こえる様には為りました。それでも何処か落ち着かない、何か腑に落ちない所がありました。ZEN streamとZEN dac sig V2、其々でも音は良くなりますが、組み合わせると相乗効果があります。音に説得力が出て来てこれで良いんだと何かが腑に落ちました。それぞれが4か5万円ほどですから、ハイエンドって代物じゃないと思いますが、組み合わせた上での実力は、暫く前の高級機も逃げ出しかねないと思います。効果は気がするなんて物じゃ有りません。機器の変更によるこんなに明らかな音質向上って久しぶりだと思います。今までのDACやPC内のアプリに戻る気持ちは失せました。ホーンシステムでは無しに、今迄通り山本CAー01と是枝50SにESLで聴いています。ダイアナ・クラールは思っていたより声が掠れていて、逆にフィービ・スノウはずっと澄んだ声でした。
昔エソテリックの高いトランスポートにDAC・マスタークロックまで重ねると何百万だかしていたと思います。MYTEKstereo192-DSDが同じCDのソースで上回るとは思えませんが、音源をPCM192にすると差は縮まって、DSDファイルにして鳴らすと機械の差というより音源の差で、値段が1/20か1/30のMYTEKもこれはこれで有りだと思いました。この4万だか5万だかのDACは同じDSDソースで明らかにMYTEKを上回ります。古くてもお金をかけた昔の機械に敵わない事も多いのですが、ここは流石に日進月歩のデジタル世界だと思いました。
PS ZENstreamとZENdac sig V2の組み合わせ こりゃ凄いお勧めです ぐらいは言っても良いかな。