ホーンを換えました。アヴァンギャルドのホーンに似ています。それに倣ってスフェリカルホーンと呼んで良いものかは判りません。EVのホーンはクロスオーバーを下げるのに有効で、周波数特性や指向性の特性を揃えるのにも有効ですが、その分補正の掛かったスポイルされた音だったのかなと、ホーンを換えてから思いました。audio畑でホーン臭い音と言えばあまり良い意味ではありません。けれど補正の掛からないラッパそのものの音にはそれなりの良さも有ると言うのが新しいホーンに関する感想です。一面的な見方だとは思います。もう少し色々な角度からの検証が必要だとも思います。
ウーファーに使ったヨコヤアンプですが、低音部分のクオリティに関しては、90%の曲で良くなったと思います。ただ力が無い所為でしょうKool and the GangのCelebration でディスコの様な音がしなくなったのが残念でした。(ディスコの様な音がする事を良しとするかも異議の有る所だとも思います。)
筐体の開け方が判らなかったQUAD606を冬休みにいじってみました。音の出なくなった原因や、トランスがガタガタ動く事、RCAのプラグが緩んでピンの抜き差しに支障が有る事など、箱を開ける事でようやく調べる事が出来ました。トランスは固定されておらず、スポンジで挟まれていたのですが、そのスポンジが劣化して出来た隙間がガタの原因でした。密度が高くて固めのスポンジを挟んで直しました。音の出ない原因がヒューズなどであれば素人にも直せる可能性があります。目論見通り内臓されたヒューズを見つけて喜びましたが飛んでいません。あちこちの接続を抜き差しして確認して何箇所か半田をやり直しました。組み上げたら音が出ました。結局どこが悪かったのか判らず仕舞いです。外に付いた回復機能付ヒューズを何度もオンオフしたことで機械的な不具合が解消された可能性があります。
中国製の真空管を付けた300BSアンプは半年程鳴らす間にどんどん音が良くなりました。500Hzから上をWesternの300Bを付けた是枝アンプに戻したのですが燻んで聞こえます。使い込む事で音が良くなったのか、使わなかった事で音が燻んだのか良く判りません。
今は500Hzから上を是枝式300B Sに、下をQUAD606に戻しました。1軍を出した筈なのに必ずしも良くなりませんでした。もう少し鳴らし込んで様子を見てみようと思います。
私もオイロダインを使っていますが、励磁式のエルタスのウエスタンエレクトリックを使い始めてからパーマネンの低音に物足りなさを感じ、今ではオイロダインはあまり聴かなくなりました。
オイロダインはモノが古いためネットワークに問題があると思われたため、ネットワークをファインメットトランスで作り直し聴いています。
以前はグルンデッヒのツイーターを付けていましたが、ツィーターをつけるだけで十分良かったです。
色々なブログを拝見するとみなさん苦労されているようですが結構アンプなどを選び気難しところがあるスピーカです。
それと、昔、クオードの二型アンプやアキショム80なども使ったことがありますが、イギリス製には独特の艶がありクラッシック音楽には良いですね。
投稿情報: nagi masanari | 2018-03-25 18:03
素直にオイロダインを鳴らしていれば良いものを、大きなドライバーへのコンプレックスがあって、昔 手の届かなかった2インチドライバーに手を出しました。自慢の出来る話でないことは承知しております。ジェンセンの15インチ励磁式が軽くて良く弾むのをを聞いてパーマネントの低音に限界を感じた事が私もあります。ネットワークや配線が悪さをしているとのご意見にも賛成です。ただ、上下をオイロダインで揃えるとアメリカ製では聴けない燻んだ音と言うか暗さが聴ける時があるとも思います。黒人の唄やサックスを聴くのに不利ですが、ESL57やAxiom80には特別な良さがあると私も思います。アメリカの音楽にはアメリカ製のスピーカーが、欧州には別のスピーカーが必要とも感じています。貴重なコメント有り難うございました。
投稿情報: kawa | 2018-03-26 12:37