ラグビーは進化しているのだと思います。野球では金田や張本の「俺の方が凄かった」等、年寄りの世迷いごともご愛嬌と許される様ですが、ラグビーでは、昔の釜石は強かった、早稲田には伝統がと思い出に浸る事は有っても、今のラグビーより強かったなんて妄想は有り得ないと感じました。一列目では180センチ120キロ、2列3列では190センチ100キロを超える選手があちこちにいて、バックスでも180センチ80キロは珍しくも有りません。タックルのスピードと精度も上がっています。100キロの塊が体の芯を正確にヒットしたら止まらない物は少ないと思います。パワーの大小は強弱の根拠にはなっても 面白いかどうかとは別だとのご意見もあるでしょう。プレイ自体もはるかに高次元で複雑です。2重のラインでダミーの背後にパスを通したり、パスを受けて対面のディフェンスを引きつけた所でインサイドニアに駆け込んだ味方にオフロード気味のパスをする。どちらも相手を上手く吊るのは簡単では有りません。攻める側が難しい事以上に、上手く行った場合、守る側は止めるのが大変です。攻める側が事も無げに決めるフェイクにも感心しますが、それを又ビシャっと止めるディフェンスにも本当に感心しました。強いけど面白くないラグビーをする帝京との評価を撤回します。帝京・東海 共に素晴らしいラグビーを見せてくれた好試合でした。本当に感心しました。
うまく決まったのを見ればカンペイぐらい当たり前と思われるかも知れませんが何度も練習をしないと、ちょっとしたタイミングのズレで凄く恥ずかしい事態に陥ります。比べるのも失礼ですが、私は間が悪くて恥ずかしい思いを練習で何度もしました。
コメント