なかなか格好が良いと思います。ローニン47と言う名前も日本人には気になる所です。ビューエルのカスタムが47台作られるそうです。一台目のこの車、名前はオーイシ・ヨシカネ。討ち入りの先陣を切ったのだそうです。でもここで取り上げたのは四十七士由来の名前ゆえでは有りません。新しいフロントフォーク(ガーター)を見てください。今までフロントフォークと前輪の後ろにあったラジエターがガーター前面に置かれています。百年近く不遇だった水冷オートバイのラジエターが正しい場所を得た気がします。素晴らしい解決に思えます。
ただ、なるべく軽くしたい前輪のバネ下重量にラジエターが乗る事に疑問が残ります。バネ下を軽くすると前輪の地面に対する追従性が良くなって、その分本体が安定します。バネの上下ではありませんがハンドル軸の外(前輪側)を重くするとステアリングが重くなります。オフロード車のフロントフォークに付いたメーターやヘッドライトを外すとステアリングが劇的に軽くなります。
フロントカウルが付く場合には普通はフォークに付けられるヘッドライトもフレームから持ち出す様にします。同じ位置でもガーターと縁を切ってフレーム側に持たせる事が可能でしょうか。エンジン本体とは常に別の動きをするガーター側とウォーターパイプで繋ぐ事、真夏の運転時に熱気がどこに抜けるのか、どちらも心配が残ります。それぞれどうしてるのかなぁ。興味があります。
http://www.the47.com/tech-specs/#frontend
http://blog.dupontregistry.com/motorcycles/ronin-47-motorcycle/
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