オリンピックの誘致にどれだけの大金を使ったのでしょうか。喜んでいるのは自分の商売を考えている人だけでしょう。テロを呼び込むだけの覚悟が出来ているでしょうか。上野の商店街の人達も喜んでいます。上野の西洋美術館が世界遺産に登録されたそうです。彼らが何で喜んでいるのか、詰まる所、世界から客が来れば自分が儲かるって事でしょ。浅ましい事だと思います。建物を大切にする事って ノボリを立てて、皆で大騒ぎをして、コルビジェ饅頭を売る事じゃないって判って欲しいと思います。まず、素性を明らかにする事が必要です。現在の建物が無価値だとは思いません。色々な人の手が入っている事、度重なる改修で本来の形とは違っている事も含めての価値だと思います。それはコルビジェの建物かどうかとは矛盾を含みます。コルビジェの意図を散々無視しておいて、今度はその御威光にすがろうという日本人の節操のなさを明らかにすべきです。
勿論素敵な所もある建物ですが、あれをコルビジェデザインと言ってしまって良いのでしょうか。原型の保たれているサボア邸やマルセイユと同じ重要性とは言い難いと思います。これを機に原作の意図を大事にしようという事なら賛成です。
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