国立競技場と書こうとして、その名前に自信が持てなくなりました。オリンピックスタジアムと書けば一番分かり易いと思いました。
昨日の晩、ネットでは13億の設計料を払うから案の流用に目をつぶれと、日本側からザハ・ハディドに持ちかけたとの記事が出ていました。隈研吾案はあまりにザハ案に似過ぎているとは、一方の伊東豊雄も言っていた事です。取り様によっては新聞の一面でも可笑しくないと思いましたが、今朝の朝刊には一言も出ていないので自らの備忘録として残して置こうと思います。左右の対立と読み解ける問題であれば、一方の不都合は一方の好都合ですから、どこからか報告があるでしょう。どちらにも不具合であれば、黙殺されてしまう可能性がある様です。けれど国内で不問とされても外で大顰蹙を買う可能性があります。
ザハは取引に応じないでしょう。これがどういう事か日本人にはピンと来ない様です。頼んでいた案を一方的に中止して、その案を一部流用して別の人間にやらせた、こうした出鱈目をお金でもみ消そうとした。そうした出鱈目をやったのが国だった。どんなに不名誉な事かが分かっていない様です。放射能の垂れ流しやこうした不手際にも前大戦での不始末と同じ様に目を瞑る積りでしょうか。不名誉続きにはまだ2幕3幕がありそうです。
ザハの案を止めるという判断はあっても良かったと思います。けれど止める以上は今までザハと積立ててきた案を諦める事が必要です。せっかくここまでやってきた事を流用させてよとは言えない事を理解できていなかったのでしょう。
皇居の新宮殿も吉村さんを立てた以上その意図を大事にすべきでした。都合の良いところだけ取り込んで後は宮内庁の勝手にやらせろなんて出鱈目が他所でも通ると思ったら大間違いだと知るべきです。
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