DSDファイルの音質について述べたり、推薦したりもして来ました。けれど、ハイレゾ、CD、mp3の差はあっても、大部分はPCM音源をaudiogateで変換したものでした。本来からのDSD音源はあまり聞いていません。HDtracksで配信されたサムクックのNight Beatは初めてのネイティブDSD音源です。05-I Lost Everythingのでだし、ギターは今まで聞いたことの無い生々しさです。ベースとの差も良く分かります。でもどうなんでしょう、他がどうも綺麗過ぎる。アクが抜けすぎて黒人の声のタフさが伝わって来ません。DSDに関して設定をおさらいしてみようと思います。
なんて思っていたら、ESLのウォーミングアップ不足だった様です。ちゃんとブリブリして来ました。PCMがどちらかと言えば硬くてエッジの立った音(細くは感じません)だとすれば、DSDはもう少し角の丸い自然な音だとは皆さんの共通する意見に思えます。どちらが良いかは一概に言えません。音源や再生する環境によってどちらが良いかは変わります。
元からのDSDは確かに良い音ですが、DSDファイルの良さはPCMを変換したファイルでも十分に感じる事が出来ます。特にmp3からDSDファイルに変換して改善される音の差は明らかです。元からのDSDファイルとは比べようもありませんが、得られる変化というか恩恵は大きいものです。PCMからの自家製DSD音源にも意味がある事が確認出来ました。良かった。
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