オールマンブラザースバンドのレコードはどれも音が悪い。分厚い音と言えば褒め言葉にも聞こえてしまうけれど、幾つか重なった楽器が互いの音の輪郭を消してしまっている。どうなっているのか判らないなと思いながら聴いていた。昭和女子大の人見記念講堂だったと思うけれど、生で聴いて初めてどんな音がしているのかが解った。一度生で聴いてからはレコードの音から幾つかの楽器の重なり方が解るようになった。レコードを聴くたびに脳内イコライザーで変換しながら聴いていた気がする。HDtracksのハイレゾリマスター版のIdlewild-Southを聴いて驚いた。脳内イコライザーが要らなくなった。それぞれの楽器とその重なり方が判る。お勧めです。良い音で聴いて見て、分厚くて悪い音にも長年の愛着が湧いてきた。変な話ですね。
HQplayerはまだDSDで鳴らすことが出来ていません。 AudirvanaではHDtracksでダウンロードしたハイレゾソースもそのままPCMファイルで鳴らすより、DSDファイルに変換してDSD再生したほうが自然な音でした。HQplayerではそのままPCMファイルで鳴らすほうがDSDにファイル変換するよりいい音みたいです。HQplayerは設定がまるで出来ていません。
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