パラゴンに関する画像を捜していたら、こんな写真が出て来ました。 低音ホーンの開口を左右に振り分けると真ん中に丸い膨らみが出来ます。 ここいらが原型と考える方が自然に思えます。 D130と075による2ウェイ版は3ウェイでパラゴンの形が出来た後のトライだったのではないでしょうか。 何故後からそんな事をする必要があったのか。 JBLは一つのキャビネットに色々なユニットの組み合わせが出来る様にしていました。 最初にキャビネットを買って順次ユニットのグレードアップが出来ますよ。 D130と075で始めて高い375は後から足す事も出来ますよ。 そんな提案を考えていたのではないでしょうか。 オリンパスやハークネスにも色々なユニットの組み合わせがあったし、 ハーツフィールドを20センチフルレンジ一発で始める提案も有ったと思います。
だとするとウーハーキャビネットの容積は最初から覚悟の上だったのか。 ラ・スカラもあんなもんか。あれで足りてるのかなぁ?
もう一度D130と075のパラゴンをよく見てみると、D130は裏に穴の空いたバスレフで、後から内部に複雑な低音ホーンを作るのは難しそうです。後で375を買い足せるというよりは、375無しでもパラゴンが買える、廉価版って事を考えていたのかなぁ。
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