前にCGを買ったのは小林彰太郎の追悼号でしたから、1年ぶりぐらいでしょうか、白黒6ページの為だけに買いました。最新のポルシェがどれだけ速いかなんてどうでも良いことですが、世の中には私の知らない素敵な物がまだまだ沢山有るのだと思ったら久しぶりにワクワクしました。
ワイマール共和国の兵器局による偵察用装甲車の課題に、まだダイムラーベンツにいたポルシェ博士が応えた物だそうです。前進後進ともに64km/hで走れて、体勢の切り替えが10秒以内に出来る事、33%の勾配に対応し、1.5mの溝から外力無しに抜けだせて、水深91センチでも動ける事。
8輪独立懸架で全輪駆動、エンジンは7.8L直列6気筒100bhp/2000rpm。
ドイツ経済の急激な落ち込みの所為でプロジェクトの予算は打ち切りとなったそうです。
面白い物が有るんだなぁ。
面白い物がありますですね。フランス産のこいつのルーツなのかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/EBR装甲車
投稿情報: AK1 | 2015-01-24 12:05
知りませんでした。面白い物があるんですね。教えて頂いて有り難う御座います。日本人には縁遠いシトロエンの、又二倍程縁遠いパナールは見る機会が少ない事もあって興味が尽きません。子供の頃に二度、15年程前に環八で見た事が有ります。富山ナンバーだったかな。2サイクルはいかにもですが12気筒なんて大きいエンジンを作っていたとは意外です。4輪操舵システムも低速時の前後逆、高速時の前後同角の切り替えなど、どういう仕組みなのか判らない事だらけです。昔のタイレルF1や最近のトラックの前輪4って奴も仕組みが知りたいものです。ちなみにベンツの偵察車は8輪操舵だそうです。興味が尽きません。
投稿情報: kawa | 2015-01-26 01:14