バイクに興味を無くした訳でも無いし。欲しいバイクもありましたが、皆古い車で現行車に興味を持つ事はありませんでした。
けれど此処に来て気になっているのがKTMのdukeシリーズです。バーハンドル付きのオンロード単気筒、125.200.390.690ccとあって690でも149kgの軽さが魅力です。家から新宿まで自転車で行く途中に、KTMを並べた店がありました。新車なんて手も出ないのは判っているのですが、のぞいて来ました。690Rって奴にちょっと手を加えたのが筑波で1分5秒ですって、エンジンに手を入れて速い運転手を連れてくれば1分を切るかも知れないなんて言ってました。昔は排気量を上げたり、圧縮比を上げたり、カムを変えたりって言うのが定番でしたが、タペットクリアランスを大きくしてコンピュータの設定を変えただけで10馬力も増えたそうです。今時はチューンの方法も随分違うんですね。
4サイクル、特に単気筒はコーナー進入時のシフトダウンに気をつけないと怖い思いをします。車で言えばヒール&トゥのヒールですね(私は上手く出来ませんけど)。クラッチを切ってる間に空ぶかしをやれれば良いんです。エンジンの回転とタイヤの回転のすり合せをしないままクラッチを繋ぐと後輪がはねて大変です。下手くそはコーナーのずっと手前からシフトダウンをして行けば良いのです。けれど筑波の第2ヘアピン前のシフトダウンではそれも間に合わなくて何度か怖い思いをしました。そうした心配もせずにエンジンとタイヤに回転差のあるまま簡単にクラッチを繋げるバックトルクリミッターがKTMには付いているんだそうです。すげ〜。乾式クラッチも格好良いと思いました。(訳も無いのにね)油圧で凄く軽かったです。
買う気もないのに凄く立派なカタログまでもらっちゃいました。(表紙はV型2気筒でdukeとは別の車です。)
コメント