現用のRMEには満足していました。DACは何を選べば良いのか、今の様にあちこちで色々なDACを比べた記事も無くて、ネットの中で信頼出来る人が何を使っているかだけが頼る術でした。その中で皆が一様に信頼を寄せていたのがRMEのff400でした。けれど調べて行く内にff400は、本来何本ものマイクや他のアナログソースを組み合わせてデジタル化する、録音側の道具であって、パソコンさえ繋げばあんなに小さいのに16チャンネルもの調整卓になるお化けの様な機械である事が判りました。チェックの為のモニター用にDーAコンバーターも積んではいますが、本来の目的とは外れたおまけの様な機能です。再生側のオーディオファンが極く一部の機能を使う為にff400を買うのは無駄に思えました。捜している内に再生側のDAコンバーターに機能を限ったAD1-2を見つけました。DSDだなんて事を言いださなければ今でもRMEを使っていたいと思います。他所で聴いたDSDを自分の所でも鳴らしたいと考えてからもう一年以上が経ちました。 RMEのDACでもDSDファイルを鳴らす事が出来たのは幸運でしたが、あくまでPCM形式に読み替えての再生でした。 MYTEK DIGITALのStereo192-DSD DACが随分安く出ているのをネットで見つけました。これでDSDのネイティブ再生を試して見たいと思います。
小さな字で判り難いかも知れません。上欄の右下に24/88.2khzとあるのがDSD128に変わった所が判るでしょうか。今まで折角のDSDファイルをPCMに読み替えていた所がDSDのままで再生されている事が判ります。
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