SCG38号の中、高島鎮雄氏によると、ピニンファリナのLancia Aurelia PF200には,'51StudeBaker(ローウィデザイン)の影響が見られるとの指摘が五十嵐平達氏によってなされているそうです。左の写真の内、上が’51スチュードベイカー、下がPF200です。如何でしょうか。
ラジエターグリルと左右のフェンダー、三つに分かれていた自動車のフロントマスクを一体化したフルワイズボディの例としてまず上がるのは同じくピニンファリナのデザインしたチシタリアですが、全体のフォルムには感心しても顔のデザインにはこなしきれていない物が有る様に思います。
フルワイズボディの顔を魅力的にする試行錯誤の中でローウィの提案にも意味があったと言う所でしょうか。
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