以前に2CVのシートについてエントリーをした時にも、2CVのイベントについて紹介して下さったのがumagurumaさんです。雑誌の記事で見る度憧れていた、グッドウッドも見に行っちゃう羨ましい方ですが、同じ様に一度見てみたいと思っていたレトロモビルについて紹介して下さっています。今年のお題はrenault4だそうです。
YOUTUBEの動画は幾つかの点で大変に興味深いと感じました。一つは2CVに良く似たシートです。人が座るシーンで構造の見当が付く様な気がします。
もう一つはカトルのサスペンションです。最近は径の大きなホイールに巾が広いタイヤを履いて、ほとんどロールもしない程足を固める事が恰好が良いと思われている様です。これは極端に整備された道をとてつもないスピードで曲がろうという時始めて必要な物です。普通の道を普通のスピードで効率の良い移動する為には、成る可く軽いタイヤとある程度のストロークを持った、良く動くサスペンションが必要です。 快適なトランスポーテーションに何が必要か良く判る動画だと思うのですが如何でしょうか。
高速道路で前を行く車を蹴散らしながら追い越し車線をすっ飛んで行く事や、自らに自信の無いステータスを車の値段に語らせるより手の無い人には無縁な車でしょう。最小限の材料とコストで最高の効率、外からどう見えるかより内側がどれだけ快適か、何より乗る事に楽しさを求めた場合、何十年も昔のカトルを超える事はそんなに簡単ではありません。
拙ブログのご紹介ありがとうございます。恐縮です。
過去の書き込みから推測するに、貴殿はGSを好まれているのかなと。
キャトルもそうですが、良き道具としての「ありよう」はどうも旧式なフランス車に多く見てとれる気がしますね。
投稿情報: umaguruma | 2011-02-05 22:43
有り難うございます.お許しを頂いて安心しました。
3年程前に、出たばかりのBMWに乗せてもらいました。
出来の良さには心底感心しました。けれど欲しくならないのはどうしてかな。などと考えていました。
去年、とっても高いアウディに乗せてもらって気が付きました。
世の中で求められる良い車の条件が、私に必要な物とは限らない事に。
遅かったかも知れません。
旧式なフランス車には世間一般で求められる物とは別の素敵な世界があると今更ですが感じます。
投稿情報: kawa | 2011-02-06 09:34
おはようございます。
キャトルのエントリーありがとうございます。
小さい頃からの憧れで、この子に乗っていた時期があります。
前のオーナーが無理やりエアコンを入れたので、発電量が不足して難儀したり、
山の頂上で立ち往生したのも今となっては良い思い出でしかありません。
というより、若い頃そんなおバカな思い出を持てない事の方が淋しいだろうなあ。と
浸っていられる事に感謝しています。
投稿情報: kaorin27 | 2011-02-09 11:16
1977年ですから何十年も昔の話しです。ドイツ車の中を小さなカトルが沢山走っていました。フランスならともかくドイツだったので意外でした。近所の人に乗せてもらったカトルはすこぶる愉快でした。
自分で持つとなると苦労も多いと思います。カトルを所有する機会はありませんでしたが、サンクに7年程乗りました。ボディやエンジン、足回りには一切の故障がありませんでした。けれど電気系や補機類では随分苦労しました。
投稿情報: kawa | 2011-02-11 00:13