あちこちで、最近のPCオーディオは、高いCDプレイヤーに比べても良い音がするとか、CDをそのまま鳴らすより一度ハードディスクやメモリーに取り込んだ方が音が良いとか、私には良く分からない話を聞く様になりました。
名古屋から帰って来て、銀座に新しいクリニックを開いたHさんは、暫くお仕事も忙しそうで遠慮していました。けれど此の手の教えを請うのに他の人は思いあたりません。
迷惑を顧みず連絡をした所、御自身のシステムにも色々な進展があった様です。
巨大なNIROエンジンと自作ネットワークによる2wayが新しいディバイダーと4台のモノラルパワーアンプに依るマルチに変っていました。
私自身がここ暫くジタバタして来たマルチシステムはクロスオーバーポイントやレベルの調整だけで、位相の管理なども必要なんだろうなとは思いつつも手の出しようがありませんでした。Hさんの新しいディバイダーは正に位相の管理が最大の売りだと言う事です。
位相をきちんと管理するとまるで違う音になる。管理の出来てない音はスピーカーからの音でなく部屋の響きに影響された音だと言うのです。
お互いのシステムの試聴をさせて下さいという話になりました。
今日は近所の友人を集めてお酒を飲みます。キチンとした試聴にはならないけれど如何ですかと声を掛けて頂いて突然の御邪魔をして来ました。
知らないワインとベルギービールを頂きました。美味しかったです。
オーディオ好き同士では当たり前の会話も、知らない人からすると漫才の様に聞こえることにも気が付きました。高価なスーパーツイーターの効果について色々話をした後で、スーパーツィーターの音域は可聴範囲外だと話したら、じゃ何の為に付けるのかと笑われてしまいます。
一昨日は飲み会に参加いただき有難うございました。今度はじっくり聞きにいらしてください。最近オーディオを聞くということはスピーカーシステムと室内音響の総和を聞いていることなのかな?と感じてます。他の要素は1,2割以下なのかなと。マルチの場合ユニット間の位相、レベル補正と室内音響(定在波、その他凸凹)の補正は本質的な改善になる気がしています。
今回下記の栗原さま(NHK技研の元技術者)に大変お世話になりました。
http://www.kurizz-labo.com/index.htm
投稿情報: hasegawa | 2008-09-18 00:21
早速拝見しました。大変興味深いものでした。
そこらが肝なんだろうなとは思っていたのですが、手の出しようが無くて諦めていました。
今すぐには無理だけど、30万ぐらいまでだったら大奮発しちゃおうかなとも思いましたが、
大分足りないようですね。買うお金もないのにデモが見たい。
投稿情報: kawa | 2008-09-18 11:50