自動車にオートバイ、自転車ってまず絵にならないんです。
自動車の得意なイラストレイターに描かせても、素敵なイラストレーションになることはあっても、’絵’にはならないんですねぇ。
絵の大家、画家に描かせても、まともな自動車にはならないんですねぇ。
この表紙には、びっくりしました、上手いなぁ〜。
一人の人間の中で、自転車の美しさを熟知していることと、絵がうまい事、が重なることも稀です。
自転車には興味も失せていたのですが、表紙に惹かれて買ってしまいました。
装飾的なカッタウェイラグはあまり好きではなかったのですが、それも含めて自転車こその美しさが’絵’になっているように思います。綺麗だなぁ〜。達者だなぁ〜。
前にも書きましたが、ウェッジシェイプの蔓延する直前の赤くて丸いスポーツカーが好きです。
フェラーリP4、アルファロメオジュリアカングーロ、アバルトシムカ1300OT、デトマソバレルンガ.には特別な思いがあります。
いまだに子供の時の刷り込みが残っているようです。
一度壊れてしまったカングーロをアバルトミュージアムのオーナーが再生したという話しは聞いた事がありました。
いつか見たいと思っていた所にこの表紙。やっぱりこれも表紙に惹かれて買いました。
折角買ったのに ’続きはこの後、次号でね。’みたいな前口上ばかりでちっとも始まりません。
腹が立って来ました。
他は高いブランドものの洋服と、バカ高い腕時計、の話しばかり。GTRの話しもあまり興味がありません。
だいたい、このスズキという編集長は’当時、権力と対峙していた私は’などと格好ばかりをつける人で信用がなりません。
ブランドものの洋服も、時計も、自動車も、政治的なポーズも等しくファッションでしかない人間じゃないかと思います。
それが悪い訳でもないか?
なんか今日の話しは子供じみてるかな。
アバルトミュージアムが河口湖だったか山中湖だったか思い出せない。
>なんか今日の話しは子供じみてるかな......
いえいえ、そんなことはありません。私も.....そんな奴じゃないかと疑っております。
投稿情報: AKi | 2008-01-23 10:19
同感です。ENGINEと書いてLEONmodokiと読むそうです(^^;
投稿情報: masa | 2008-01-23 13:29
Aki様
優しいお言葉頂戴いたしました。
私の場合、今日に限った話しでもありませんね。
ケツの青さは隠しようもないとすれば、人に迷惑を掛けない青さであればよいのですが、そうも行きません。悪しからず。
masa様
そう思いますよね。
全てがファッションで悪い訳でもないとすれば、このカチンと来るものの正体は何か?
又、今度相談に乗って下さい。
投稿情報: kawa | 2008-01-23 20:20
今日、AKiさんにこのエントリーの話をうかがいました。
早速読んでみたら、共感するところがいろいろにあります。そしてギクリとするところも。
自転車の絵、たしかに描いている人がとても気持ちよく自転車に愛情を持って描いているんだろうなという気がして、それがきもちよく感じられます。
アルファロメオのカングーロっていう名はぼくは知りませんでしたが、横に立っているオヤジの上等そうなスーツとマフラーと、それと同じような意味で上等な笑顔を配したことが、その編集長の意図なのでしょうが、クルマそのものを愛していたら、こういう組み合わせはしないでしょう。
このオヤジはカングーロ(会ったこともないヒトをなれなれしく呼ぶようで気が引けますが)を愛しているのではなくて、カングーロを持っていること、あるいはカングーロを持っている自分を愛しているのではないでしょうか。
投稿情報: 玉井一匡 | 2008-01-26 02:16
表紙の人物は44年前に、当時在籍していたベルトーネでこのカングーロをデザインし、今なおカーデザインの頂点にいるジウジアーロです。
事故でめちゃくちゃになったカングーロを手に入れて、トンデモナイお金と時間をかけて作り直させたのは日本人です。
masaさんがLEONmodokiと仰っています。
イタリアオヤジと車の関係については持ち主では無かったという例外的な部分があります。
けれど、マフラーを垂らしたイタリアオヤジと車という組み合わせはまさしくmasaさんの言う文脈に沿うものでしょう。
作った人間か、持っている人間かの違いはあっても、この表紙からはLEONmodokiと呼ぶにふさわしい編集長の意図が明白に現れています。
良く考えれば、卑しい所があると思います。
洋服と同じ様に反体制のポーズをまとう編集長に腹を立てた時、比べる何かが欲しかったのは事実ですが、読んだらどう感じるかについて何も考えていなかったのは軽卒でした。
直します。更に御気に召さない所があれば教えて下さい。
投稿情報: kawa | 2008-01-26 11:10
無知ですみません・・・汗顔の至りです
車を愛しているより車をもっている自分を愛しているというのは大間違いですね
カングーロという車はジウジアーロがデザインしたというのも知らなかったし
たった一台しかつくられなかった車であるというのも知りませんでした
ブッシュのような、おそらく上等なカシミアのコートやマフラーも
ジウジアーロなら文句を言う筋合いはありません
でも、この写真のオヤジがいやな感じだと感じてしまう
ぼくにとってジウジアーロは、まずは初代パンダのひとなので
こんなオヤジだったのかって思っちゃう
日本でこんな車たちに乗るってのはストレスが溜まるばかりで
ちっともスポーツじゃあるめえ
コペンのほうがずっとスポーツだろうが・・・・と
ヒガミだね、これは
投稿情報: 玉井一匡 | 2008-01-28 15:58
’車を愛しているより車をもっている自分を愛している’というのは一概にハズレだとは思いません。
デザインしたか所有したかの差はあっても、あの表紙には玉井さんの感じた何かが確実にあると思います。
オートバイに乗る人間の中にもいじったり、乗ったりするのが訳も無く好きという人と、バイクに乗っているカッコいい俺が好きという人間がいます。どちらも馬鹿であまりお金とは縁が無いので笑って許せる範囲ですが、車や高い時計は同じ馬鹿でも鼻持ちなりません。
もうひとつ、世界に一台しか無い車や超高性能車を本当に楽しめる環境が日本にあるかという話しです。
私も常々思っていました。
思いっきりぶん回してシフトを繰り返す事が出来るのはパンダやサンクです。高性能車とどちらがスポーティでしょうか。
そうかコペンが好きなんだ。コペンは速いことだけが楽しみとは考えない色々な楽しみかたを真面目に考えた傑作です。色々仕掛けがあって少し重いのと値段が高いのが残念ですが、お嬢様お二人も大きくなって今こそ玉井さんにお薦めかもしれません。峠を攻めるのが好きな人にはスズキのカプチーノがお薦めです。
投稿情報: kawa | 2008-01-28 23:40
こんばんは。この自転車人の表紙、私も強く惹かれました。
デッサンが上手くても面白みの無い絵は多くて、味わいみたいなものはまた別の何かが
あるような気がしてます。いいですね!
投稿情報: UMAGURUMA | 2008-02-11 22:55
もう何十年も自転車に対する特別な興味を無くしていました。でも綺麗ですよね。
投稿情報: kawa | 2008-02-13 04:24