35mmフィルム換算で28mm相当の固定焦点レンズ、裏側の液晶パネルと操作系、全体のレイアウトもリコーのGRdに良く似ています。
GRdに比べるとデティール(あれ、ディテールかな分からなくなっちゃった)のデザインに関して劣るというよりはむしろ放棄しているようにも思えます。SIGMAのロゴも安っぽい。けれどGRdとほとんど同じ基本的なレイアウト自体の魅力がかえって引き立って見える気もします。
デザインで大切なことは新しい形を競うことで無く、基本的なレイアウトと縦横高さを決めてやることだとすれば、パクリと言われてもこの手もありかな。
最初のライカが、35mmのロールフィルムとフィルムを平に広げる部分、巻き取り側、そしてレンズというレイアウトそのものが形になっていること、その大きさが人間が持ち歩くのにたまたま具合の良いものだったこと。この形、この大きさ、のこうした僥倖に気付かず機械の都合だけで不格好に大きくなった一眼レフはライカの発展したものという機械としての経緯よりはスピグラを小さくすることに成功したものとして社会的な評価をすべきだと思います。素人の持ち歩く道具としては最初のライカやこのシグマはとても魅力的です。
なんだかいいねこれ、デザインもレンズもコンセプトも
レンズメーカーのシグマですよね
投稿情報: shin | 2007-12-18 12:02
値段が書いてないんです。結構高そうですね。いくらだと思います?
投稿情報: kawa | 2007-12-18 21:59
まっとうで、魅力的ですね。感光素子を大きくしてあるうえに、やたらに画素数をふやすということをしていない、レンズを大きくしているというのは、いい画像をつくるにはまっとうだし、シグマの感光素子は三原色別々の素子を3枚重ねている独自の方法をとっているそうですね。どんな絵が撮れるのか興味津々なのにサンプル画像がないのはなぜなんでしょう。ISO感度も書かれていないですね。
大きさとデザインはキャノンのG9がライバルなのでしょう。これの方が少し低くて横に長い、かなり軽い、余計な出っ張りや削ったところがないなど、ずっとすなおでいいですね。ロゴの上にはダイモを貼るとしても、レンズの脇のやつはどうやってなくそう。
28mm単焦点というスペックはGRと同じですね。リコーはマクロは1cmまで近づけるのに、こいつは30cmまでというのは、無理はしないということでは好感を持ちますが、ズームがない代わりにもうちょっとクローズアップしたいと思うのだが・・・。
だれか、買って試してみてください。価格は、GR2よりすこし高いくらいと見ます。
投稿情報: 玉井一匡 | 2007-12-18 23:53
価格.comにも まだ値段が出ていませんね。
http://kakaku.com/spec/00503711135/
スペックから言うと、玉井さんの言われるように GR2より少し高めか、戦略的に少し安くなって世に出そうな気がします。
投稿情報: fuRu | 2007-12-19 13:22
79,800円と思います
投稿情報: shin | 2007-12-19 13:23
画素数ばかりがデジタルカメラの性能のように言われている中、一つづつの受光素子のダイナミックレンジが大切だと言う話を私はカプリオGXを買ったカメラ屋さんのメールマガジンで知りました。オーディオにも似た話だなと思います。SIGMA DP1で検索してみたら去年の見本市の試作を見る事ができました。
格好わるかったです。
今のDP1はずっとましです。あれでもかなりの試行錯誤の結果なんですね。色々な経緯を経てむしろ形が整理される事って結構稀だと思います。建築家やデザイナーの努力っておうおうにして迷惑だと思っているのですが、
何かの向上に繋がることもあるんですね。良かった良かった。
予想は79800円ですか。実勢価格で6万を切るあたりになったら誰か買わないかな。見せて欲しい。
投稿情報: kawa | 2007-12-20 10:28