今までベクターワークス(ミニキャド)の3D機能を使って来た。
始めた頃は、ワイヤフレームを立ち上げるのに1時間、レンダリングに2時間なんて当たり前。
明け方近くまで仕事をして、レンダリングを選択してから寝て、起きたらまだ演算中だったりした。
やっと立ち上げた画面を動かすと、次の絵が見られるまで暫く待つ必要があった。
随分良くはなったけれど、今でもまだ目の前でどんどん動かしながら手を入れて行くという訳には行かない。
機械の速さの他に入力にも随分手間がかかる。
正直に言って、3Dを起こすのは気が重い。
スケッチアップの名前を初めて聞いたのは、去年の夏だった。
ベクターワークスのデータをその中で3Dにするよりずっと速く動かせてハンドリングが良いと言う話だったと思う。
最近、実際に動かしているのを見る機会があって驚いた。出来上がった絵はベクターワークスで描く物に良く似ているけれど、遥かに軽くて良く動く。
平面図や断面図の2D画面にいちいち帰って立ち上げる事無く、3D画面上で切ったり貼ったりしながら視点や切断面を換えて行ける。
何よりタダで簡単にダウンロード出来るのが嬉しい。
このソフトを開放することで、今はまだ四角いグレーの箱しか並んでいないグーグルアースに夫々が自分の作った建物を並べて行けるとしたら素晴らしい。
本当に建っている物を作るだけでなく夫々が世界中に勝手な建物を作り出したら、現実に建っている建物とどう区別するのだろう?
区別する必要があるのだろうか、考えだすと切りがない。
有償の日本語版にはタダのダウンロード版には無い機能が幾つか有るようだ。
ウィンドウズならばタダのスケッチアップを日本語化するソフトもタダで手に入る。
ダウンロードしてインストール、立ち上げるまでは簡単だけれど、どう使うのかまるで解らない。
ベクターワークスのmcdファイルを直接読み込める訳ではないようだ。一度dxfにして取り込むらしい。これはちょっと面倒だな。
コメント