遅ればせながら、玉井さんに声をかけてもらったわがやのお雑煮大会に参加したいと思います。
透き通った汁に鳥、焼いた切り餅、大根、里芋、平均的な関東風だと思います。ただ三つ葉でなしにインゲンでした。
両親ともに、関西と関東を行ったり来たりして育ったせいでしょうか、
三賀日の内、二日目だけは白味噌に丸餅を煮込んだ関西風ということになっています。
私はこれが嫌いで毎年、さんざん文句をつけたせいでしょうか、
今年は味噌汁程度の薄めで餅も形が残っています。
おかげで私にも食べやすかったのですが、本来であればもっと白味噌が濃くて、溶けた餅とでドロドロになっているはずです。
河家では、当然、色彩が重視されることでしょう。緑色がほしいと考えるのは自然なことですが、ふつうは菜っ葉を入れるところをさやいんげんというのは確かに異色かもしれませんね。先日、バレンシアからの留学生が、うちでパエリアをつくってくれました。スーパーへ一緒に材料を買いに行ったとき、豆を入れるんだが同じものはないけれどこれがいちばん似ているんですと言って持ってきたのがサヤインゲンでした。ラオスでは、ソバを注文すると山ほどもついてくる生野菜のうちにサヤインゲンもありました。じつは、なかなか地球的な豆なのかもしれませんね、こいつは。味噌雑煮のきらい人のおかげで、ほとんどお澄ましのような透明なおつゆですね。
投稿情報: 玉井一匡 | 2007-01-03 12:38
すまし汁が関東だけにとどまらず、広い範囲に及ぶこと。
東北より近い新潟では又景色が違うこと(個体例一つでなしにいくつかのサンプルを比べることが出来たのも判りやすかった)
白味噌も作る両刀使いも多い事。
面白い話でした。
名古屋から向こうのサンプルが少ない。静岡あたりではまるで違うものを食べていたりはしないか。
毎年同じではつまらないかもしれませんが、繋がる興味も湧いて来ました。
投稿情報: kawa | 2007-01-03 13:35