茨城の御前山まで行ったのだけれど、二日目のツーリングの途中でバイクのエンジンが片肺になってしまい、宿まで帰って来た。タイミングを調整してなんとか動くようにした後、暇が出来た。
近所の茂木ツインリンクまでホンダコレクションホールを見に連れて行ってもらった。
思ったより規模は大きくなかったのだが、熱心に見て廻ると疲れてしまうだけの内容はある。
他社のものも含む市販オートバイの部屋が一番楽しかった。
けれど、一番のお宝は、赤いタンクにシルバーのカウル、50CCニ気筒から、4気筒、6気筒、ズラッと揃ったRCシリーズだろう。
宝石より貴重な工場レーサーを一遍に見られるのは世界中でここだけだ。
まったく素晴らしいのだけれど、レストアに少し不満がある。
マグネシュームの保護のため塗装が必要なことは仕方がないのかもしれないけれど、茶色の入ったグレイメタリックの塗膜が厚過ぎてボテッとしてしまい、時計より精密と言われたエンジンの魅力が半減している。
マグネシュームはともかくアルミまでサンドブラストでなく銀ペンキを厚く塗るのは如何なものか。
SL250SとSL350の塗装が地味なメタリックになってしまった。今さらナギナタでラインを入れろとは言わないが、マスキングを丁寧にすればもう少し綺麗なラインが引けるはずだ。大好きなカラーリングだっただけに残念。
ホンダコレクションホール
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