NDSの攻め手がこの解説でちょっと判ったような気がしました。下手にオープン攻撃で回すのはリスクも高いし、近所で相手を巻き込み・巻き込みうまくすればペナルティを誘うのは今や定石かも知れません。アイルランドのセクストンなんてこれに徹して居たと思います。成果も上げて居ました。けどつまんないですよね。定石になればその裏って可能性が出てくる訳ですね。これは久しぶりに面白いと思いました。
2019前回のワールドカップで、日本のオフェンスラインはディフェンスラインと見紛うほどの浅いラインでした。当然センター辺りで相手とコンタクトせざるを得なかったのですが、そこをタックルされてからのオフロードや瞬時のタップパスで繋いでいた訳です。ラファエレ達の職人芸あっての成功だったと思います。それをボールキャリアの横にいるパスの受け手と見せた囮あるいはブロッカーに渡さず、後ろに隠れたランナー(バックドアって言うんですか)に渡して縦方向の距離と一瞬の時間を稼ぎます。相手のディフェンスを寄せた所で大外勝負、なるほどね〜、進化してるんですね。説明された内容が見事に一発で結果に届いたのが次の投稿ウルグアイ戦0:30からの攻撃です。素晴らしい。