1年に一度も有るでしょうか。ウチの機械も悪く無いんじゃ無いか、結構良い音で鳴ってるんじゃ無いか、なんて思う時がたまに有るんです。
IO DATAのSoundgenicに貯めたDSDファイルは、mp3やCDからオーディオゲートでDSDに変換したものが多いです。ハイレゾのWAVや本当のDSD音源は少なめです。iMac2017に入れたHQplayerやAudirvanaで再生します。USB接続したKORGのDS-DAC-10Rでアナログに変換して、山本音響のCA-01プリアンプを通して是枝式50single stereoampでESL57を鳴らしています。
オーディオは迷信と妄想とオカルトの世界です。それが嫌だなと思いながら科学的な根拠のない音の良し悪しに一喜一憂しています。
不思議その1、最初のESLをペアで買って気に入ったので ダブルスタックをやろうともう一つペアを買いました。届いたペアを試す内、最初のペアの片方が可笑しくなりました。中央の高音ユニットを挟んで両側に低音ユニットが有るのだと思うのですが、その一つから音が出ません。全体の音量も少ないし、低音が半分になって音のバランスも上に寄っています。ダブルスタックを諦めて、買い足した脚のない片方と最初の片方とでペアを組みました。それから随分経ちました。久しぶりに諦めていたESLを鳴らしたらきちんと音が出ました、恐る恐る使っている内もう何ヶ月か鳴っています。自然治癒することなんて有るのでしょうか?
不思議その2、音は綺麗なんだけど、どうも音に芯が無いと感じていた50シングルが、何ヶ月か鳴らしている内に そうした弱みを感じさせなくなりました。鳴らし込むことでアンプの音が良くなるのはこれまでにも有ったことでは有ります。耳が慣れただけとか心理的なものだって有ると思います。
前はESLから2から3メーター離れて聴いていたのですが、左右SP間中央から1メーターと少しの位置まで前進して聴く様にしました。正面を向くと視界の両端にESLの端部が見える程度です。より小さな音でもSP間中央奥にポッと浮かぶ音像が楽しめます。
不思議その3、昔は低音が足りずに使っていたスーパーウーハーも止めました。大迫力とは云い兼ねますがベースもバスドラもブルンと聴こえます。確かに足りないと感じた記憶が有るのですが、何が変わったのか解りません。
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