ジャズって何だと問われて、答えられる身分じゃありません。そもそもジャズファンでもありません。けれどコルトレーンやドルフィーこそがジャズだなんて言われると、ちょっと待って欲しいと思っていました。ローリングトゥウェンティーズ:ジャズエイジと言われた20年代から40年代まで、何より広く大衆の娯楽だったのだと思います。もっと寛容で猥雑で楽しい物だったんじゃ無いでしょうか。良い動画を見つけました。これもジャズです。タイトルにも在る様にジャイブ寄りかも知れません。でもそれも含めてジャズなんです。
ファッツウォーラーの手前にいる大足男の伊達な事。大きな帽子と絞られた裾、あと一歩でズートスーツですけどギリギリ踏み留まっているところが恰好良い。お姉さん達も綺麗です。リナホーンだけが綺麗な訳でも無かったのですね。最後のハープも面白いなぁ。綺麗な音だけじゃ気が済まない。クイっとひねりを入れてスゥィングしちゃう。ここらがジャズの本質じゃないでしょうか。こういう楽しさを捨てて、しかめ面する事だけををジャズとする事に反対です。
コルトレーンの深刻や抽象画のようなドルフィーを否定するものではありません。でも、それだけじゃないでしょと思います。
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