人様には無用のエントリーで申し訳有りません。日々変わってゆく私のシステムも大まかな見当のついた所で一度記録しておこうと思います。
音源はmp3va.comでダウンロードしたmp3ファイルと、HDtracksでダウンロードしたハイレゾソース、それに手持ちのCDとの3種類。これらをAUDIOGATEでDSDファイルに変換して外付けのNASに貯めています。それをプレイヤーソフトAudirvanaPlusで鳴らしています。ここまでがiMacの中の話です。FIREWIREケーブルでMYTEK DIGITALのSTEREO192-DSD DACに繋いでいます。チャンネルディバイダでクロスオーバー500hzの上下で分けて、500hzから下はQUAD606でオイロダインを、500hzから上を是枝さんの300BSでJBL2441を其々鳴らしています。
是枝アンプとeurodynの組み合わせはこの部屋に入居以来、それをiMacで鳴らすのもPCオーディオ導入以来変わっていません。プレイヤーソフトをiTunesからAudirvanaに換えたこと、AUDIOGATEでDSDファイルに変換する様になった事、MytekDigitalの御蔭でDSDナチュラルの再生が出来る様になった事、ステレオで鳴らしていたQUAD606を2台にして各チャンネルに1台づつにしたこと。今まで是枝さんの美学を尊重してベルデンの平行2芯のままだった300BSアンプの電源コードをacrolinkの7N-P4020IIIに換えたこと。200Vから100VへのダウントランスをHさんから借りたこと、その後の電源タップを7N-P4030IIIとコモンモードチョークコイルで作り直した事などが少しづつ効いてる気がします。
験聴用のCDに入っていたホワイトノイズを、iPhoneに入れたSpectraSuiteで確かめて室内の環境や響き具合を調整しています。その結果の裸特性と、AudirvanaPlusに入っているグラフィックイコライザーや、スーパーウーファーで補正したりを聴き比べている所です。
DACがプリアンプを兼ねる様になり、真空管のプリも出番を失いました。レコードプレイヤーを片付けたのでPhonoEQの真空管(テレフンケンの803SやシーメンスのCCa)も待機中です。パワーアンプも下半分がトランジスタになりました。ソースも全てデジタル化されました。ただ誤解を招きたくないのですが、真空管を減らす事やデジタル化が目的ではありません。色々な音源を手軽に安く聴く為の方便であって、音質の為ではありません。ハイレゾソースが意味を持つのも、古いテープ音源にデジタルメディアを上回る情報が入っているからです。コンシュマーユースに限れば未だに2トラック38センチが最高の音源と考えています。レコードの音にも未練があっていつか環境を整えたいと思っています。IKEDA9cを持って池田さんの所に行った時に聴かせてもらったIKEDA9musaでレコードの音にはまだまだ先が有る事を知らされました。こんなにとんでもない代物を高齢の池田さんが何時まで作ってくれるか分からない。今手に入れないと機会は無いと思い、レコードプレイヤーも片付けたのにカートリッジだけを手に入れました。今使わなくても、お気に入りのカートリッジ達を手放す気持ちにはなれません。又、鳴らしたいと思っています。
ただ聴きたい音源をレコードで手に入れるのは大変です。mp3va.comの御蔭で聴きたいレコードを簡単に聴ける様になって目前の便利に負けてしまいました。好きな音楽を聴く事が目的で、レコードを聴く事が目的では無いと言い訳をしながら、レコードプレイヤーを片付けた事、内心は不甲斐ないと思っています。
(その後新しい人に受け継がれたIKEDAは、他のMCと変わらないカンチレバー付きになりました。コイルにダイレクトに針のついたIKEDAこそがIKEDAじゃないかと内心思っています。でも後継者が出来て良かったとも思います。)
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