新しい映画の試写会に行って来ました。原題はTHE BOAT THAT ROCKED。
安直で、ありきたりで、想像通りでも、好きな曲がフルボリュームで掛かれば、一発で良い気持ちになってしまいます。
ロックに難しい話を持ち込む人もいる様ですが、キンクスやT-レックスのリフ一発が、詰まる所ロックの本質だと思います。上手いか下手かじゃないんだな。乗れるか乗れないか。
音楽で思考がすっとんでしまわない人には、お薦め出来ない映画かも知れません。
思い切りおバカな映画ですが、私は気に入りました。
フルボリュームって所が大事です。是非映画館で見て下さい。
フィールドオブドリームスがそんなに良く出来た映画だとは思いません。けれど車で出発するシーンでオールマンが掛かると全てOKという気持ちになってしまいました。
私は映画アメリカングラフィティに憧れてこのターンテーブルを買いました。ウルフマンジャックがアイスクリームでべたべたの手で操作していたプレイヤーです。アメリカの局用プレイヤーですから、イギリスの海賊放送局で使う事があったか少し疑問が残ります。もし誰かが自分で海賊放送局を始めようと思ったら、ガラードのBBC仕様なんて使いたく無いし、EMTは高くて手が届かないなんて可能性もあります。これで良かったのかな。
トーンアームは完全にもっと新しい物だと思います。声を掛けてくれれば専用トーンアームを提供したのに。
トーンアームに限らず選曲も1966年という設定からははみ出てしまう所もある気がします。けれどおバカな映画だし、細かい事より乗りが大事です。乗りの良い映画だと思います。
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